[柔道部]柔道部 インターハイ埼玉県予選 団体戦 3位 |
2014.06.30 |
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インターハイ予選 団体戦 3位
インターハイ出場をかけた団体戦が行われ、武南高校は3位入賞を果たしました。
2回戦 熊谷工業 0−5 武南
3回戦 滑川総合 1−4 武南
4回戦 花咲徳栄 0ー4 武南
準々決勝 進修館 0−4 武南
と勝ち進み、準決勝で埼玉栄高校と激闘を繰り広げました。
粘り強い戦いで武南の先鋒を務めた武井くん
次期主将の高田くんは、激しさの中にクレバーな技で魅せてくれました。
体重を生かした豪快な技で攻めまくった四方くん
怖いもの知らず、2年生の菊地くんは、攻めて攻めて攻めまくります。
大きな体でゆったりと相手をつかみ、一瞬の素早い動きから得意の内股、払い腰で相手を空に投げ飛ばしてきた宮下くん
準決勝埼玉栄戦
武井くんは払い腰で、高田くんと宮下くんは優勢負け、四方くんは内股で、菊地くんは横四方固めで負けはしましたが、栄の壁は高く厚く、越えることはできませんでした。
埼玉栄 5 − 0 武南
それでも、どの試合も一方的とならず、食い下がり、善戦した武南の選手たちに場内から惜しみない拍手が贈られました。
3年間を振り返って、しぶとい戦いをみせてきた武井くんは言います。
「先輩たちが毎回賞状をもらうところまで行ってたのですが、自分たちの代になって、最初の試合は、2回戦で敗退してしまい…、関東大会に出場できたものの8位だったので、今回の試合は、チーム一丸となって戦いました。その結果、最後の団体戦で3位に入れたことは、ほっとしていますし、とてもうれしいです。」
特進コースで部活と勉強の両立を心がけてきた四方くんは言います。
「自分にとって部活とは、自分を見つめ直すことのできる神聖な場所だったと思います。自分は、畳の上に立つと、勝ちたいという気持ちが前に出過ぎてしまうタイプなので、強い相手と対戦した時でも、攻めて、攻めて、技ありとった後も攻め続けて、そこを付け込まれて逆転負け…っていうこともあって(笑)、佐藤先生にしかられることもあったのですけど…勝ちたいという自分の気持ちを、相手の動きを読んだ上で、どう攻めるという具体的なアクションとして表現できるのか…自問自答し、自分自身と向き合い、自己を磨いていくことが、部活を通してできたと思っています。この経験は、柔道にも勉強にも大切なことだと思えるし、人としての成長につながることだと思います。」
でも、勉強との両立は大変ではなかったですか?と尋ねると
「特進コースの素晴らしい仲間が、授業中、寝そうになると…モップの柄でつついてお越してくれることもありましたね(笑)、」
仕方のくんの将来の夢は、中学校の教員となって柔道をやる子どもを育て、武南高校柔道部に入れることなのだそうです。夢の実現に向けて、きっと最後まで諦めずがんばってくれるはずです。
武南高校柔道部にこれからも温かいご声援よろしくお願いします。