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傾向と対策

単願入試(選抜進学コース)

英語 リスニング・長文読解・文法のいずれも基礎学力を判定する問題を出題致します。皆さんがお持ちの基礎問題集を何度も繰り返して学習して下さい。
国語 新聞のコラム程度の文章の読解を中心とする、国語の基礎的な学力を問うテストです。内容・主旨の把握、漢字の読み書きなど、学校の授業で勉強していることを大切にしてほしいと思います。
数学 例年通り、教科書の例題・練習問題レベルの問題を出題します。基本的な数学知識と基礎力さえあれば大丈夫です。
ただし、試験時問は短いので時間配分や計算ミスに十分気をつけましょう。記述式の試験なので、途中式を残すことが大切です。


併願1併願2入試

英語 (1)リスニング
放送で流される英文の内容に対する設問に答える問題です。テレビやラジオの英会話や基礎英語などの講座を利用して、日頃から英文を耳から聞く機会を多く持つようにするとよいでしょう。
(2)長文読解総合問題
全文訳の問題ではありませんから、本文の細かいところにはこだわりすぎずに、全体として英文の流れをつかむことを心がけながら読み進める練習をして下さい。もちろん、設問に関わる箇所については、時間を取って精読する必要があります。
(3)長文空所補充問題
本文の流れを考えて、空所の前後のつながりから適切な語(句)を選ぶ問題です。英文のテーマを常に頭に置きながら読み進めることが大切です。
(4)文法空所補充問題
空所に適語を補う問題ですが、熟語や構文など、英文の中に解答のヒントとなる語(句)がある場合が多いので、文の意味や構造を注意深く考えながら解きましょう。
(5)並べかえ問題
並べかえの問題になっているということは、重要な熟語・文法・構文などが問われていると考えられます。日本文と与えられた英単語からそのポイントに気づくことができるように問題練習を重ねましょう。
(6)対話文空所補充問題
英語検定3級〜2級程度の対話問題です。対話・会話では決まった表現が多く使われるので、基礎問題集や英語検定のテキストなどを利用して、様々な場面で使われる決まった表現を学習して下さい。
国語 評論・小説の読解、漢字、文学史、国語常識や文法など、さまざまな分野より広く出題します。
現代文分野だけでなく古文分野も出題範囲となっています。古典文学史や古典常識などの基本的な事項を中心に、しっかりと学習しておいて下さい。
数学 「特進コース」「選抜コース」「進学コース」の三コースの入試が同一の試験問題で実施されます。
レベルとしては、教科書の「例題」および「章末問題」程度ですが、何問かは難しい問題も出題します。
基本的には、平易な数学の知識と基礎力があれば問題ありません。


併願3入試

英語 問題のレベルは併願1、2と同じですが、記述式ですから普段から自分の言葉で答えを作り上げる練習をしておく必要があります。
国語 出題内容、範囲、レベルとも併願1、2と同じ程度のものです。
数学 内容的には併願1・2と同じですが、レベルはやや易しくなります。
記述式の試験なので、途中式を残すことが大切です。



■英語科からのアドバイス

英語や文法のルールをただ覚えるだけでは英語の勉強をしているとは言えません。 
覚えた知識を全て使って問題に取り組み、答えを確認する時には、どうしてそういう答えになるのかを理解して先に進むことが大切です。 
その積み重ねが学力の貯金となり、数ヶ月後には成績がグーッと伸びるのです。実際に、昨年度の1年生は、7月〜1月の半年で、全国模試の偏差値が10以上伸びている生徒が何人もいます。彼らは、毎日の確認テストで間違えた問題について、どうしてそういう答えになるのかを理解し         
納得してから次のステップに進むように努力をしています。皆さんも実践してみてください。



■国語科からのアドバイス

本校の国語の問題は決して奇をてらったものではありません。 
基礎的な事項を中心に問うているものが多く、選択肢についても同様です。正解や重要なヒントは必ず文章中に存在しているので、落ち着いてしっかりと文章を読むように注意して下さい。 
国語力は、私たちが生活していく上で最も大切な力です。それは「話す・聞く・読む・書く」といった日常の言語生活の中で自然と身に付いていく力です。 
日頃から、適切で丁寧な言葉遣いを行うこと、正しくしっかりとした文字を書こと。そして、理解できない言葉は辞書で確認しておくことなどが国語力アップにつながります。「ことば」に敏感な姿勢を大切にして下さい。


■数学科からのアドバイス

「数学的知識」と「計算力」を問う問題を多く出題します。数学用語や定理の名前なども知っておきましょう。 
証明問題は出題しませんが、図形的な計量問題等は必ず出題しますので、よく学習しておきましょう。 
併願受験の方は昨年や一昨年の問題の傾向やレベルをよく研究しておくと良いでしょう。 
併願1と併願2は、マークシート形式の解答様式ですが、数学には選択肢があるわけではないので、普段通りに解いて下さい。

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