平成19年度 2学期始業式 |
2007.09.01 |
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『授業で勝負』
2学期は1年間の中で期間がもっとも長く、9月の文化祭、体育祭、11月の2学年修学旅行など学校行事も多く実施されます。
また部活動では、運動部は新人大会、秋季大会、冬の選手権、文化部でもコンクールなど公式の大会が目白押しです。更に、進路関係では、三年生の大学等の推薦受験、AO入試、一、二年生については将来の希望実現のための準備や勉強等、最も重要な時期であるといえます。
この時期は何事にも全力でぶつかり、自分のよい点を更に発揮する努力をしてほしい。そのことが必ず、自らの希望する進路を実現する力となります。まだ具体的な進路が決まっていない人については、この時期に基礎固めの勉強をしっかりやることが、進路を選択するときの幅が広がり、後になって効き目が表れてきます。
今までにもアピールしたとおり、本校が発展するために最も重要なのは、毎日の授業を大切にすると言うことにつきます。そして、教職員、生徒の一人ひとりが本気になって努力するということです。進路にせよ、試合にせよ勝利を手にするには、目の前のやるべきことをきちんとしっかりやること。それができなければ負けるのです。誰だって、はじめから負けるつもりでやりはしない。しかし、結果として負けることが誰にもあります。でも、負けることや失敗を恐れることはありません。すべてを尽くして失敗した、その失敗の数ほど人は強くなれるのです。
何よりも大切なことは結果に至る過程で自分を向上させたかどうかです。授業も部活動も同じ。目の前のことに全力を集中させ、自分を向上させるかどうかです。それができているかどうか、私は授業を見ているのです。「しっかりできている。または、毎時間挑戦している。」そういう意気込みを見せてほしいのです。先生・生徒ともに勉強し、お互いの努力で、能力を伸ばす授業を創造していってほしいと願っています。
今学期、授業の様子をみなさんの保護者の方々に見ていただこうと考えています。そして、その感想をいただき、改善の努力をしていきたいと考えています。是非、真剣な取り組みを見せていただきたい。明日から始まる授業の1時間1時間に集中することが人に見られてもびくともしない授業の自信につながるのです。
そして、その次には、みなさんの後輩である中学生にも授業や部活動の公開をしたいと考えています。授業や部活動を見た中学生が「やっぱり武南に入学したい。」と評判になるような授業を是非創っていきましょう。一人ひとりの生徒諸君そして先生方に心から期待しています。