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2009年04月08日の記事詳細

平成21年度 1学期始業式

2009.04.08

新年度を迎え、新たな気持ちで武南高校の改革を進めていきます。

私は、今年度で3年目になります。目に前にいる3年生の諸君と同期生であるといえます。共に1つの区切りを迎えることになります。3年生は、良いことをしても、悪いことをしても武南の顔となります。責任は大変重いものがあります。しかし、努力を重ねたものには必ず、生きていく上での大きな目に見えない力がついてきます。進学にしても、部活動にしても高い目標を掲げて、日々の学習、練習に心と体を捧げてほしいと思います。

さて、君たちの目標実現のための力を支える学校として、本年度考えていることの一端を述べます。

 

第1は進学希望実現のために授業を充実させます。

まず、先生が教材研究を徹底します。具体的には、目標とする大学の入試問題を研究し、合格点を取らせるための授業を行う。

次に、生徒の興味関心をより引き出す方法を導入し、引きつける授業を行う。 

授業時間を確保し、”授業で勝負”の意識を徹底するためにも、自習時間を作らないよう教科、学年等で補充、監督を行う。

そして、授業評価を行います。授業は先生と生徒で創り上げるものですから、先生と生徒を共に評価し、授業の改善に結びつけるものです。

方法は、校長による授業観察と先生との面談による評価の実施、生徒の授業アンケートによる授業評価の実施、1人1人の教員の授業改善策の策定と実施という順序で行います。

1学期の終わりの頃にアンケートを実施する予定なので、その間、真剣に授業に取り組んでください。以上授業の充実と平行して、進学指導を充実していきます。個人面談の充実、回数を増やすこと、補習の充実などを全校協力体制で実施します。また、図書室の積極的活用と利用時間の拡大をしたいと思っています。

 

第2に人間教育を推進するために人格の陶冶を図っていきます。

まず、職員全員(事務職員も含めて)の意識改革を徹底していきます。

1つとして、生徒に社会性を身につけさせようとする姿勢を徹底する。 <よい挨拶・よいマナー・時間を守る・約束を守る>常に指導する。職員自らが範を示すようにしていきます。

2つとして、生徒・保護者・来客者から尊敬される態度で臨むようにする。言葉遣い ・態度(来客者に対し好感を与えることの重要性の認識)、 服装(男性はネクタイ着用、スーツまたはジャケット着用がよい。女性もそれに準ずる。)に気をつける。

次に、部活動・学校行事の充実する。部活動や学校行事は、社会性・人間性を育む絶好の場でなければならない。それを意識して指導すること、そして指導されることが肝要なのです

そして、地域住民の評価を得るための活動を実施したい。生徒会・父母の会・後援会等が協力して、環境美化活動や環境保全活動等を行うなどお願いしたいと考えています。

 

学校改革は、「言うは易く、行うは難し」であると思います。私は諸君の努力に負けないよう、今お話ししたことを実行することを今年の仕事の第1として参ります。この場にいる私たち、そして武南関係者一人一人が力を出し合って、君たち1人1人の能力を向上させていきましょう。以上が今年度の私の抱負であり、強い決心です。

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