人生は信じることが大切！ |
2009.07.17 |
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人生は信じることが大切！
『何か』ではなく
『自分自身を』…
今日は終業式でした。
校長先生の講話は、
まず、この１学期に行われた
校長による授業訪問と
生徒からの授業アンケートの件に触れ、
「生徒と教員、どちらもが真剣になって良い授業作っていこう！」
そして、
「教師にとって自分を超えた生徒をつくることは教師冥利なのだ！」
と生徒、教職員全員に呼びかけたものでした。
次に、
サッカープリンスリーグ１部昇格の試合の校長先生観戦談をされました。
（試合後に選手に話しかける校長先生）
「崖っぷちからの２連勝、ロスタイムでの得点も感動したけれども…
もっと心揺さぶられたのは
試合後、疲れきっているのにもかかわらず、
野球部の応援のために球場にかけつけた生徒がいる。
スゴイヤツがいるな〜
人のために生きることができてるな〜
私の尊敬できる武南生がいるな〜」
と紹介されました。
（背中からでも校長先生がよろこんでいらっしゃるのがわかります）
校長先生の「人のために生きてるな〜」というお話は
生徒会によるクリーン大作戦の話の中でもあった、
地元の自治会の方々からの感謝される活動ともつながることでもあり
また、
サッカー応援の後に、
野球の応援にもかけつけたチアガール部にも当てはまることだと思いました。
（プリンスリーグ戦を終えてかけつけたサッカー部員とチアリーダー）
校長先生の話の締めくくりは、
姜 尚中さんの『悩む力』を取り上げ、
「悩むということには生きるすごさが秘められている。」
と生徒たちに物事を考える姿勢をアドバイスされました。
それを箇条書きにしてみます。
�ー�分は何者なのか？と自らに問いかけ、自己中とはちがう、友人と認め合いながら、自分を知るということが大切だ。
�⊆磴い箸いΔ海箸蓮∧拔�、部活、恋愛、挫折したり、失敗したりすることもある。だが、それは若さの特権ではないのか。大いに悩み、克服する努力をすることが大切だ。
�Ｇ困鵑任眦�えはみつからないかもしれないが、いけるとことまでいくしかない。それに気づくことが一番大切なのではないか。
そして、校長先生はお話のまとめてとして、
「自分がこれだ！と思えるところまで努力し続ける。
人生は信じることが大切！
『何か』ではなく『自分自身を』…」
と強烈な宍戸語録で締められました。
今回校長先生が取り上げらた姜 尚中（カン サンジュン）さんですが、
ＴＶなどで物腰のやわらかな語り方をされているのを
見たことがあるかもしれません。
姜さんと仕事を一緒にやったフォトグラファーの教え子が、
「この仕事をしていて身に付いたんですけど…会うと判る！んです。
姜さんは本当に器の大きな人！」
と言っていたのを思い出しました。
校長先生の取り上げられた『悩む力』の中で姜さんは、
漱石やマックスウェーバーを引き合いに出しながら
お金、愛、仕事、命、自我、青春、英知、宗教などについて、
まじめにしっかりと悩んでいくことの大切さを語っています。
そして、校長先生の今日のお話で取り上げた若者に対してのメッセージだけでなく、
「年齢を重ねても、どこかで青春の香を忘れたくない。」
と中高年にもエールを贈っているのです。
具体的に、２０１４年には４人に１人が６５歳以上になるという数値をあげ、
「若者が文化を創ると言われるが、これからは老人が文化を創る時代じゃないのか」
と中高年を奮いたたせてもいるのです。
姜さんご自身も６０歳までに仕事は終えて、
ハーレーダビッドソンという大型バイクで
日本縦断をするというステキな夢があるのだそうです。
『悩む力』…今日からは積極的に悩んでやろう！と思いました。
