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2012年05月04日の記事詳細

教師としての心がけ その1

2012.05.04

教師として心がけていること その1

 

1年生が入学して1カ月が経ちました。クラスから笑い声がもれてくると…安心します。

 

 

校長先生は、早朝、各クラスを巡回され、生徒達に気さくに話しかけられています。

「教師として心がけていらっしゃることはなんですか?」

とお尋ねすると、次の3点をあげられました。

 

①教育に関する精度の高い情報を得ること

精度の高い情報を得ること、教育の営みに不可欠のことです。優れた実践を学び、必要ならば先進校を訪ねて教えを受けることです。幕末、吉田松陰ほど国内外の確かな情報を有していた人はいません。萩城下で幽閉の身でありましたが、高潔な松陰を慕って各地から人が集まりました。松陰の元には「飛耳長目」という和綴じ冊子が置かれ、松陰を訪ねた人たちはここに国内外の情報を書き込みました。囚われの身でありましたが、確かな情報を得て松陰の考えは的確でした。やがて松陰に学んだ人々が新しい国家建設の原動力となりました。松陰は確かな情報の収集に努めましたが、同時に自らの情報発信を行ったことは言うまでもありません。

 

 

明日に続きます。

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