新型コロナウイルスに係るガイドライン(改訂)
2021/08/27
新型コロナウイルスに係るガイドライン(改訂)の遵守について
保護者の皆様と生徒の皆さんには、新型コロナウイルス感染症の対策について、適切な対応をいただいていることに感謝申し上げます。
さて、国は8月17 日に、新規陽性者数の急増により、医療体制のひっ迫を招きかねない状況が続いていることから、埼玉県の新型コロナウイルス感染症の緊急事態宣言の期間を9月12日まで延長することを決定しました。
本校でも、夏季休業中に、一部、部活動でのクラスターの発生や家族内感染による感染者が発生している状況にあります。
今までも、本校では、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、教育活動に係るガイドラインを策定し運用しているところですが、生徒及び教職員の安全を確保し、教育活動を継続するためには、生徒及び教職員が一体となって危機感を共有し、感染対策を一層徹底する必要があります。
つきましては、新型コロナウイルスに係るガイドラインを改訂いたしましたので、遵守していただきますようお願いいたします。
生徒の皆さん自身の健康を守ることはもちろんのこと、家族や周囲の大切な方を守るため、新型コロナウイルス感染拡大予防に努め、教育活動が円滑に進むよう御協力をお願いいたします。
記
【感染予防に向けた学校の措置】
1 原則として、始業時間の繰り下げを行い、40分授業とする。始業時間の繰り下げ開始日は8月30日(月)とし、詳細は別途通知します。
2 学校の教育活動を行うに当たっては、3つの条件(換気の悪い密閉空間、多くの人の密集、近距離での会話や発声)が同時に重なる場を避けることはもちろんのこと、マスク(可能な限り感染予防に効果の高い不織布マスクの着用を推奨します)を必ず正しく着用する、手洗いや咳エチケットなどの基本的な感染症対策、学校医や学校薬剤師と連携した保健管理体制の整備など万全な感染症対策を実施します。
3 生徒の皆さんは、登校前に検温を行い、37度以上の発熱や風邪症状等がみられる場合には登校をしないようにお願いします。家庭内に体調不良者がいる場合も登校しないでください。登校後に37度以上の発熱や風邪の症状がみられた場合には、状況に応じて、学校から家庭に連絡し、自宅で休養するようにしてもらいます。
4 教職員も、出勤前に検温を行い、37度以上の発熱や風邪症状等がみられる場合には出勤いたしません。家庭内に体調不良者がいる場合も出勤いたしません。
5 学校では、生徒が利用できるようアルコール消毒液を設置するとともに、多くの生徒が手を触れる箇所(ドアの取っ手、スイッチ、手すり等)の消毒(次亜塩素酸ナトリウム等による)など、感染拡大防止に努めます。
【生徒の皆さんへのお願い】
1 生徒の皆さんが登校するに当たって、公共交通機関を利用する際は、マスクを正しく着用し、咳エチケットに気を付けるとともに、登校したら必ず手洗い手指の消毒をするようにしてください。
2 生徒の皆さんは、マスク着用とともに、徹底して手洗いや咳エチケットなどの基本的な感染症対策をお願いします。
3 生徒の皆さんが登校した際には、換気の悪い密閉空間や多数で集まる密集場所、間近で会話や発声をする密接場所を作らないようお願いします。
4 昼食中は、会話を避け、会話は食事後にマスクを正しく着用して行うようお願いします。
5 登下校中もマスクを着用して感染予防に努めるとともに、生徒のみでの会食は行わないようお願いします。
6 登下校は、直行直帰を徹底してください。緊急事態宣言の期間は、18時を生徒の完全下校時刻とします。
【感染予防に係る授業での措置】
1 授業では出入り口のドアや2方向のそれぞれ一つ以上の窓(対角線上の窓)を広く開けて換気を徹底して行います。また、教室では人の密度が高くならないよう配慮します。
2 窓を常時開放することが困難な場合(雨天時、エアコン使用時等)は、休み時間ごとに出入り口のドアや2方向のそれぞれ一つ以上の窓(対角線上の窓)を広く開けて換気を行います。
3 教員の各教科等の指導に当たっては、教室等のこまめな換気の徹底をするとともに飛沫を飛ばさないよう、咳エチケットの徹底、可能な限り感染予防の効果のある不織布マスクを着用することとします。
4 主体的・対話的で深い学び(アクティブ・ラーニング)の視点からの授業は、当面の間実施しないこととします。
5 理科の授業では、実験は、演示や動画の視聴に代え、必要に応じて感染対策を十分に取った上で実施します。
6 家庭科の授業では、当面の間、指導計画を変更するなどして、調理実習を行いません。
7 音楽科の授業では、当面の間、指導計画を変更するなどして、歌唱及びリコーダー等の授業を当面の間行いません。
8 保健体育科の授業では、当面の間、生徒が密集する運動や生徒が近距離で組み合ったり接触したりする運動については行いません。
9 図書館については、感染症対策を徹底した上で、貸し出しを行うこととします。
【部活動等における学校の措置】
1 休日等の接触の機会を削減します。
2 生徒の心身の健康維持の一助とするため、必要最小限の範囲で一定程度実施します。
3 部活動の日数については、平日週2日以内、活動時間は90分以内とします。
4 校外活動、合同練習、練習試合及び泊を伴う活動は中止します。
5 各種大会やコンクールに出場する場合は、14日前から感染対策を徹底した上で通常の練習を実施する予定です。
6 各種大会やコンクールに出場する場合でも練習試合は自校を含めて2校以内とし、他の都道府県の学校との練習試合等は行いません。
7 生徒が密集する活動や、生徒が近距離で組み合ったり接触したりする場面が多い活動や、向かい合って発声したりする活動については、感染症対策を取った上で行います。ただし、感染防止対策を講じてもなお感染リスクが高いと判断した活動については行いません。
8 部活動で使用する用具等については、使用前、使用後に消毒を行うとともに、生徒間で使いまわししないようにします。
9 体育館や教室など屋内で実施する部活動についても、その場所のドアを広く開け、こまめな換気やアルコール消毒液の設置、生徒が手を触れる箇所の消毒(次亜塩素酸ナトリウム等による)など、感染防止に努めます。
【措置の期限】
このガイドラインは、緊急事態宣言が実施される9月12日までとしますが、期間が延長された場合については、延長された期間まで延長するものとします。