オペラ鑑賞教室
2018年06月16日
ニッセイ名作シリーズ2018オペラ鑑賞教室に行ってきました。
毎年参加のこの「本物を知る」行事は、芸術的感性を磨く大切な行事です。中学1年から中学3年まで全学年で参加します。
3限までの授業を終え、それぞれ有楽町の日生劇場に向かいました。
今年の演目はモーツァルトの「魔笛」でした。新日本フィルハーモニー交響楽団の迫力ある演奏に合わせ、会場の空気を奮わせる歌声と表現力・演技力は、開場55周年を迎えた歴史のある劇場との雰囲気も相まって、みんなの心に響きます。
「魔笛」という作品は愛することを教えてくれる作品です。内容が難しかったかな、と思われましたが、事前学習であらすじと舞台についてしっかり学んだお陰で、充実した時間を過ごすことができたようです。
古典作品ではありますが、光や音や映像、衣装や小道具などは随分と現代風にアレンジされていました。スマートフォンやサングラスが出てきたり、インスタグラムをやっているシーンが出てきた時には、驚きと共に親近感が湧きました。見やすく、理解しやすく、興味を持ちやすくするという仕掛けがありました。
生徒の感想から
*事前学習のDVDを見て、演出家の方や大道具の方の仕事を知ることができました。裏方の大変さがあってこそ、このような素晴らしい舞台を作れることが分かった上で舞台を見たので、理解が深まりました!
*パパゲーノとパパゲーナのシーンが印象的でした。舞台は1面だけなのに、演技だけでどんどん場面が変わっていくのが分かり、面白かったです!
*知っている曲が随分とありました。それらの曲が使われている場面を生で見ることができたのは嬉しかったです!高音に圧倒されました!