アジア研修旅行事前研修
2018年11月20日
中学2年生は3月にアジア研修旅行に行きます。
そのための事前研修として、SDGsワークショップを行いました。
SDGsとは2015年に国連で採択された、持続可能な開発を目指す世界の17の目標です。2016年から2030年までの15年間に世界各国が何をすべきか、具体的な数値を挙げて定められました。
今日はその17の目標を達成するために、現在から2030年までの道のりを体験するゲームを行い、知識を深めました。
なぜ私たちにSDGsが必要なのかでしょうか。
普段私たちが安く購入し、着ている服。この服をつくるために、長時間・低賃金労働を強いられている人がいます。環境汚染が進み、川の水を触るだけで酸でやけどをしてしまう地域があります。また、地球温暖化により貧困が進みます。地球温暖化の原因は先進国の産業活動にあります。現在でも、自分たちに直結する損得がなくとも、その事実を知るだけで、私たちの生活を改めるきっかけになりますね。
SDGsの本質は、「世界はつながっている。私が起点」「見える化して、共有する」です。理解が深まりました。
生徒からの一言が胸に刺さります。
「今現在の状況だと2030年までに達成することは難しい。世界の人がもっと前向きに協力していけたらいいのに」