夏期特別講座を実施しました(中学3年生)
2021年08月04日
8月2日~4日までの三日間、中学3年生は夏期特別講座としてたくさんの講座を実施いたしました。
(中学1・2年生は同期間English Campを実施しました。その様子はこちらから)
1日目:食育指導、心肺蘇生法
8月2日(月)は「食育指導」と「心肺蘇生法」について、特別講座を行いました。
食育指導には蕨市給食センターの栄養士の方をお招きし、食事の大切さやバランスについてお話しいただきました。
好き嫌いや偏った食事をしがちな夏休み。自分の体を作る食事だからこそ、自分で管理し、その大切さを理解してほしいと思っています。
次の時間には本校の養護教諭による「心肺蘇生法」について学びました。
講座の前には「中学生だし、まだ知らなくてもいいんじゃないかな」と言っていた生徒もいました。
しかし命を守るのに年齢は関係ありません。むしろ命を守るために一分一秒が大切だという話を聞いて、その生徒も真剣に話を聞いていました。
また、実際に胸骨圧迫をする練習をしたり、AEDの使い方について知ったりすることができました。
2日目:模擬裁判
2日目にはさいたま地方検察庁より講師をお招きし、「模擬裁判」をおこないました。
生徒にはあらかじめ「裁判長」「弁護人」「被告人」など役割を決めてもらい、台本に従って裁判を進めていきます。
さまざまな証拠をもとに、最後にはグループになって「無罪」か「有罪」か議論します。
判断する基準や、証言などへの疑問点によってなかなか結論が出ないグループもあり、裁判の難しさを体験しました。
3日目:租税教室、人権教室
租税教室では、蕨市民活動促進課の方々に来ていただき、身近な税についてお話しいただきました。
意外と知らないお金のことを、資料をもとに学びます。
国語の授業内でも「税についての作文」に毎年取り組んでいますが、中学3年生になって改めて税について学び、新たな発見もあったようです。
人権教室においても、蕨市民活動推進室の方々にお越しいただき、人の持つ権利について学びました。
日頃から人権について触れることで、差別をしないことへの意識を持つことが大切だと、生徒たちも再認識できたようでした。
三日間にわたり、多岐に渡る特別講座を経た中学3年生。明日からいよいよ夏休みです。
夏期課題にも、そして自分の苦手を克服することへも、挑戦していってほしいと思います。