美術フィールドワークで上野へ行きました

2022年11月27日

日本で初めて博覧会を開いた1872年。
東京国立博物館の始まりとも言える「湯島聖堂大成殿」での全国博覧会から150周年という節目に開かれた「国宝　東京国立博物館のすべて」という特別展を拝観しました。
東京国立博物館で所蔵する89点の国宝を見ることのできる貴重な展覧会でした。

事前学習を行い、国宝というものの重要さや、社会科の教員から「絶対見るべき！」と推された作品の詳細を調べました。
そこで挙げられた「遮光器土偶」を実際に見た生徒が、「思っていたよりも小さかった」「写真だとわからなかったけれど、実際はすごく軽いらしく、驚いた」などと感想を言っていました。

本物を見ることを目的とした美術FW。
真剣に丁寧に鑑賞することができました。

午後は学年ごとに見学

1年生は午後に東京国立博物館のスクールプログラムに参加しました。
作品の鑑賞の仕方を聞き、よく観察することで新たな発見ができていました。

2年生は「岡本太郎展」を鑑賞。
迷いのない配色や作品のインパクトの強さに、生徒たちも圧倒されていました。

3年生は「ピカソとその時代」を鑑賞。
今回はパブロ・ピカソ、パウル・クレー、アンリ・マティス、アルベルト・ジャコメッティの4人の画家たちの作品がコレクションされています。
日本では初公開の作品も多く、生徒たちもじっくりと鑑賞する姿が見られました。