プログラミング授業
2024年01月30日
今年度も中学2年生を対象に「STEM的問題解決能力を育む中学校『技術・家庭科』におけるプログラミング授業」が行われました。
以前の公開授業でもお世話になった埼玉大学教育学部の准教授で、STEM教育研究センターの野村泰朗所長をお招きし授業を行っていただきました。
従来の「先生が教え、生徒は覚える」スタイルの知識蓄積型の学びではAIが存在する今の時代では次世代を担っていく力を身につけることは難しいです。
そこでSTEM教育では「自分で学び、自分で考え行動できる子ども」を育てることを狙いとし、文系理系問わず情報を処理する能力や活用する力の育成を図っていきます。
そんなSTEM教育の一環としての活動が今回のプログラミング特別授業です。
段ボールで作ったそれぞれの車にプログラミングを組んだ機械を乗せた自動運転自動車を作成しました。
各々が個性豊かなデザインの車を作り、指示に従ってプログラミングを組んでいました。
本校の技術担当の教員も参加し、通常の技術の授業の内容とも連携し行っていきました。
生徒たちは自分のこだわったデザインの車を作り終えると、プログラミングの入力に進んでいました。
指定された通りに入力したつもりでも小さなミスで思うように動かず悪戦苦闘していました。
周りの生徒同士で相談したり、野村先生や本校の技術科の教員に聞きながら調整を重ねていました。
自ら問題を発見し解決へと進んでいく姿勢はとても真剣で、STEM教育による「自分で学び、自分で考え行動できる子ども」を育てることや情報を処理する能力活用する力の育成に繋がってくると感じました。
他教科の先生方にも大勢見学していただき、大勢の先生とSTEM教育を促進していけたらと思います。