【2年生 社会科FW】世界への理解を深める
2024年11月11日
2年生の社会科フィールドワークでは「エコルとごし」と「ユニセフハウス」にお邪魔しました。
午前は「エコルとごし」にSDGsについて
午後は「ユニセフハウス」にアジア研修に備えて世界の国々について
これらのことに対して、より知識を深めてもらうのが今回のフィールドワークの目標です。
エコルとごしの屋根には全面に太陽光発電のためのパネルが設置されています。
このパネルで発電した電気を建物の証明に活用したりするそうです。
他にも屋根の長さは長くしているといった工夫がされています。
これは夏は暑く日差しが入りにくく、冬は室内に入るように設計されています。
こうすることによって空調を必要以上に稼働する必要がなくエネルギーの消費を抑えることができます。
こういった工夫が建物のいたるところに施されており、生徒たちは生活の中にあるSDGsの活動を目の当たりにして記録をとる手がよく進んでいました。
エコルとごしを後にし、電車と徒歩で向かった先はユニセフハウス。
アジア研修を2月に控えた2年生は発展途上国をはじめとし、他国の文化や情勢に対してアンテナが強く反応します。
そんな2年生だからこそ、このタイミングでユニセフハウスに来られたのはいい刺激になると思います。
施設内ではボランティアの方々が丁寧に展示の案内と説明を行っていただきました。
自分達と同じくらいか年下の世界の子どもたちのことが展示されていました。
一日の大半を水を運ぶ作業を行い自分の自由な時間や学ぶ時間もない子。
生まれてから一度も誕生日を祝われたことがなく、危険な環境で一日の大半仕事をしている子。
友達と川遊びをしているところを拉致されて兵士として戦わされることになり、長い年月家族と会うことができなかった子。
同じ年代の子ですが、立場や境遇が自分たちと全く異なる子たちを目の当たりにし今の自分たちの喜びをかみしめていました。
アジア研修では日本とは異なる文化を持つ国の子どもたちと交流します。
今回のフィールドワークで得たものを活かしてアジア研修をより実りのあるものにしていって欲しいです。