租税教室がありました
new! 2025年07月15日
7月15日に全学年を対象とした「租税教室」を開催しました。「わたしたちのくらしと税」をテーマに考えを深めました。
講話では、病院建設に必要な費用1,000万円を、5人の住民からどのように集めるかという課題に取り組みました。以下の3つのケースをもとに、生徒たちはそれぞれの立場から意見を出し合いました。
ケース1:5人全員の所得が等しい場合
ケース2:5人それぞれ所得が異なる場合
ケース3:所得は等しいが、5人それぞれ事情が異なる場合
生徒たちからは、「みんなで平等に負担すべき」「収入に応じて負担するのが公平」など、さまざまな意見が出されました。講師の先生からは、「意見を否定しないことが大切です」とのお話があり、税金の集め方において重要なキーワードは「公平」であると教えていただきました。
「公平」とは何か。それは一人ひとりの価値観や状況によって異なる、難しいテーマです。まずは、学校や家庭など身近なルールに目を向け、社会のしくみに関心を持って過ごしていけると良いですね。