陸上競技部の記事一覧

[陸上競技部]

誰よりも遠くへ飛ばせ!

2011.06.16
誰よりも遠くへ飛ばせ!

新学期早々自己紹介をさせると 「趣味は…筋肉をつけることです。」 そう言って笑いをとっていた陸上部の山野さんが、いよいよ関東大会に出場します。

3年間、選抜クラスで脳ミソを鍛えることも怠らず、部活でも地道に努力を続けてきた彼女が、高校生活最後の大きな大会にコマを進めることができたということは、部活の顧問ではなくとも、うれしくって、うれしくって、感動です。



砲丸競技、県大会の決勝で、緊張のあまり、最初、思うような投てきができず苦戦し、関東大会出場が危ぶまれた最後の一投、

「私は先生を関東大会に連れて行きたいんだ!」

そう開き直って投げた砲丸は…彼女の熱い思いを載せ、見事な放物線を描き、前の選手のわずか数センチ先に落ちたのでした。

関東大会出場を決めた最後の一投、それは、埼玉県ハンマー投げ12年連覇という大記録を持つ顧問碓井先生との師弟愛が、投げさせたものでした。



熱い顧問との二人三脚で、関東大会の晴れ舞台での自己新記録を狙います。

思いを載せた砲丸を誰よりも遠くへ

関東大会がんばっていきましょう!
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陸上部 関東大会へ向けて

2011.06.09

関東大会へ向けて

月曜日の朝、職員室にやってきた顧問の尾花先生がニコニコしています。日曜日の記録会でやっと良い兆しが見えてきたというのです。

話を聞いていて、こちらまでうれしくなってきたので、関東大会に向けてガンバル陸上部の練習を見に行ってきました。

 

関東大会に出場するメンバーは、別メニューで調整をおこなっていました。



このしなやかな身体



弾む筋肉



試合に向けて順調に仕上がっているのが、素人の目からもわかります。

 

躍動感溢れるその姿は…芸術作品のようです。



バトンを持ってイメージトレーニング



飛ぶように走り抜けていきます。



ダッシュの後は4キロのボールを身体全体で投げて、楽しみながら筋肉をいじめぬきます。



最後は顧問から、大会へ向けて今どのような練習をしなければならないのか、という話がありました。



一人ひとりが肉体の限界に挑戦し、その辛さがわかる者同士だからこそ声を掛け合い、そこに『絆』が生まれ…想いがバトンに託されていく。



培われてきたチームワークで関東大会でも大暴れできそうな予感。

爽やかな笑顔が印象的な400mリレーチームメンバーでした。

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学校総体県予選入賞者表彰

2011.06.01
学校総体県予選入賞者表彰

学校総体県予選大会で入賞した陸上部の選手達が表彰されました。



400m2位の伊藤くん



砲丸投げ6位、円盤投げ8位の山野さん



マイルリレーチームは…



最後まで粘って…第6位



4 X 100mRチームは7位



200m, 400m 8位の中澤さん

おめでとうございます。

陸上界にはラッキー7という言葉はありません。
6位からが次のステージに駒を進めることができるからです。
それでも、
県で7番、8番ということは凄いことだと思います。
今までやってきたことを励みにして
次の大会では、ライバルに、自分自身に勝てるような
日々の練習を積み重ねてってくださいね。


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陸上部 関東大会 出場決定!

2011.05.15

夢の実現は信じるところから始まる!

その瞬間、スタンドで応援している全部員が一斉に歓声をあげました。そして、走り終わって結果を待っていた選手4人はうれしさで泣き崩れました。こんなに、こいつら泣くのかと思うほど感極まり、号泣していました。その姿を見た私も思わず涙が出ました。ここまで来るのに時間がかかりました。5月11日、埼玉県学校総合体育大会陸上競技大会最終日の最終種目。フィナーレの男子4×400mリレーのゴール直後の光景です。

昨年も、こちらのブログでご報告させていただきましたが、陸上競技はこの県大会で6位入賞が関東大会出場の条件です(競歩・混成競技を除く)。したがって、決勝進出を果たして、入賞しても7位・8位は賞状は出ても、関東大会へは出場できません。そして関東大会で6位に入らなければ全国大会、インターハイへの道は閉ざされてしまうのです。5月9日から始まった今回の県大会、我が武南陸上競技部は初日、男子400mで伊藤健太(2年)が2位に入賞したものの、その後、決勝には進んだものの、7位・8位が続き、3日目が終わり、決勝進出5種目のうち、1種目しか関東大会の出場権が獲得できませんでした。その中でも、2日目の男子4×100mリレーは準決勝のタイムから6位入賞もまず大丈夫だろうと思われました。しかし、メンバーの1人が肉離れ寸前のアクシデント。トレーナーの方の懸命の治療もあり、何とか出場をしたものの無念の7位と重苦しい雰囲気が漂いました。そして迎えた最終日。残された種目も少なく、いよいよ女子砲丸投と男子の4×400mリレーの二種目に託すことになりました。この2種目とも、自己の記録、あるいはチーム記録だけ出せれば、6位入賞は大丈夫なくらいのレベルにはあったのですが、緊張からか、記録が伸びません。まず、先に登場した女子砲丸投の山野はるか(3年)は、3投目まで終わり10m87�僂裡薫未韮圍錬丕犬砲茲觚緘升嚇蠅了邉擦妨�かいました。そして、4投目、当面の目標にしていた6位の選手が大きく記録を伸ばし、それまで3�僂世辰燭里�、55�僂忘垢鮃�げられてしまい、ますます苦しい立場に追い込まれます。5投目に入り、山野も11m35�僂泙膿�ばしましたが、まだ18�僂虜垢�あり、このまま終われば7位で関東出場を逃してしまいます。絶体絶命のピンチに追い込まれました。しかし、ドラマはここからでした。最終の6投目に、気合いと共に放った1投は11mのラインを大きく超えた地点に落ちました。11m62。わずか3�兀垢任靴燭�6位の選手を上回り、大逆転の関東出場権を獲得しました。この山野の逆転を生んだのは山野自身の力ももちろんですが、これまで、つきっきりで指導をしてきた碓井先生の指導の成果です。普段の自分を忘れて舞い上がってる状態になると、それを修正するのは難しいのですが、最後の最後まで諦めない、そして最後まできちんと技術的な裏付けをして試合に送り込んだ碓井先生の指導力が生んだ6位入賞でした。その山野の6位入賞は、最後の男子リレー陣がウォーミングアップをしているサブトラックにもすぐに連絡が入りました。これ以上ない援護射撃を受けて、メンバー4人の顔つきも気合いが入ってきました。思い起こせば、昨年のこの大会で、このリレーで1・2年生だけで臨み7着。関東を逃し、秋の新人戦では絶対に3位以内で関東新人と意気込みながらまたしても4位で関東新人を逃しました(関東新人は県で3位まで)。県内のどのチームよりも悔しさを味わってきました。それだけに、今回はどうしても最後の最後で、笑顔で終わるべく、最後の指示を出して選手を送り出しました。しかし、4人の走者のうち、1走陰山東洋(2年)2走橋立航太(3年)3走松井信行(1年)は皆、故障を抱えたり、まだ全力で走れる状態ではありませんでした。それが本人達も不安だったようで、走りに影響しました。陰山が本来の力を出し切れず8番手でバトンをつなぎ、橋立・松井もその差を最小限に食い止めるのが精一杯でアンカーの伊藤健太にバトンが渡った時には、まだ6位とは5m以上の差がありました。しかも、1つ前の7位を行く越谷西高校は昨秋のチャンピオンチームです。万事休すと思われた展開でした。残り300m、まだ8位。残り200mまだ依然最下位。しかもさらに差が広がってるような状況です。残りは、もう半分を切っています。150m、そして最後の直線に入り残り100m、以前8番手!90m、80mでもまだ8番手。もう駄目かと思ったその先に、大逆転が待っていました。あと50mというところで前のチームで足がパタッととまったチームが出ました。それを交わして7位にあがりました。しかし、それでも、あと一つ上に行かなければなりません。残り30mで浦和高校、城西川越高校に並びました。この3校のうち、落ちるのは1校です。最後の最後、伊藤が浦和高校・城西川越高校のアンカーの前に出かかったのは残り2mの地点です。そのままなだれ込むようにフィニッシュ。もちろん、走っている本人はある程度、ゴールの瞬間、自分が何番かはわかっています。しかし、ゴールを待っている残りの3人の位置からはゴール板の真横から見えないので、正式な結果を待つしかないのです。その残りの3人の不安な表情に6位でゴールしたと思った伊藤も不安になったようです。そしてスタンドで応援している部員達も同様です。自分達の前を通過した時には8番手でしたから……誰もが不安に思う中、電光掲示板に順位が発表されます。この熊谷の競技場の電光掲示板がまた、何とも言えない掲示板なのです。1面に上位5チームましでか発表されないのです。1位埼玉栄、2位松山、3位西武文理、4位越谷西、5位浦和……残念ながら5位までには入れず。運命の6位〜8位の発表です。6位のチームが発表された瞬間……それが冒頭の文章です。

今回、実に21年振りにこの4×400mリレーで関東大会出場をつかみました。私が武南高校に入学しようと思ったのも、そして自分自身競技者としては満足行くような結果が出せず、高校の教員になり陸上競技部の顧問になろうと思ったのも、この4×400mリレー、マイルリレーが原点であり、きっかけです。思い入れも深いものがあります。顧問になってからすでに20年近くの年月が過ぎ、やっと初めて、その目標を一つ果たすことができました。しかし、我々の目標はここが終わりではありません。岩手インターハイの出場を果たし、全国の頂点を目指すことです。それには、まだまだタイムも縮めなくてはなりません。そしてもちろんコンディションも万全にしなくてはなりません。1ヶ月後の6月17日から千葉で行われる関東大会を必ず突破します。男子400mの伊藤健太・女子砲丸投の山野はるか・男子4×400mリレーの3種目のみの出場ですが、出場種目全てでインターハイ出場を勝ち取ります。そして、このブログにてまたうれしい報告ができるように残り1ヶ月、心身共に鍛えていきます。



写真は左から伊藤健太・松井信行・橋立航太・陰山東洋・山野はるかです。なお、この男子4×400リレーの動画を武南高校陸上競技部のホームページ(http://www.bunanspeed.com/)にアップしてあります。

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陸上部冬期合宿

2011.01.04
明けましておめでとうございます。

本年もこのホームページを使い
武南高校の教育活動の一端をお届けしたいと思います。
いたらぬ点もあるとは思いますが
温かい目で見ていただければと思います。
よろしくお願いします。

さて、本年、最初にお届けするのは
オリンピック選手も輩出してきた
伝統ある陸上部の冬期合宿レポートです。

陸上部顧問の方からは、
年内に原稿を頂いていたのですが
更新が遅れてしまいました。

聞きしにまさる合宿の実態
引き継がれていく伝統の重さ
顧問による
報告と決意溢れる渾身のレポートをお楽しみください。


12月26日から30日まで
恒例の陸上競技部の冬期強化合宿を行いました。
場所は今年も光り輝く海がきれいな
千葉県御宿町です。
今年も綺麗でした。



この冬期強化合宿は陸上競技部の中でも唯一、
創部以来、場所を変えずずっと行われてきました。
陸上競技部では
現在、春・夏・冬と年3回合宿を行っていますが、
春・夏は場所が何回か変更になっています。
しかし、この御宿だけは不変です。
陸上競技部にとっては、
ある意味では“聖地”のような場所です。
1971年の冬に第1回が行われ、
今年は遂に記念すべき40回目となりました。
何故、それだけの伝統を築いてきたのか?
それは、この地の独特な練習環境にあると言えます。



まずは、このサンドスキー場です。
文字通り砂でできた山です。
私が高校生の頃に比べるとだいぶ地形も変わり、
砂も減ってきてしまっているのですが、
それでも
この急斜面を使ってのトレーニングは本当にきついです。
特に普段、土のグランドでなく
陸上競技場でトレーニングをしている
本校の陸上競技部にとっては、
普段のトラックのありがたみがわかると同時に、
砂でのトレーニングで、
前に進むには脚だけでなく
腕や全身の力が必要だということが
本当によくわかります。





こんな感じで
短距離チームはダッシュなどを繰り返します。
練習が終わる頃には全身砂まみれです。
また、鍛えている高校生でも全身が筋肉痛です。
それは普段のトレーニング、
つまりトラックでは、使わない筋肉も、
ここでは酷使する為です。
まさに全身トレーニングの場所が
このサンドスキー場といえます。



続いては
この神社の階段です。
これは中段あたりからとった写真ですが、
全部で200段近くあります。
ここも肉体的にもきついですが、
精神的にもきついトレーニングの場所です。
ここでは短距離も長距離も
階段の駆け上り走などを行いますが、
この階段での主役はやはり跳躍チームです。



この石段での連続片足跳びです。
左・右足それぞれで下から最上段まで、
途中で反対の足を地につけずにいかなくてはならないのです。
しかも1本ではありません。
数本、重ねるうちに、
ふくらはぎはパンパンに張ってきます。
女子の中には涙を浮かべる者もいます。
毎年、ここで何人もの部員が歯を食いしばり、
汗を流し、そして痛みに耐えながら跳び続けるのです。
そして、最上段まで到達した者は



こんな素敵な海を見ることができるのです。
と言っても、
当の本人達はこんな風景をのんびり眺める余裕もありません。
さて、
そのきれいに輝く海岸でも激しいトレーニングは行われます。
夏の御宿海岸は
海水浴に来る観光客や
海の家もずらっと並びにぎわっています。
しかし、
年末の寒風吹く御宿海岸は、人影もまばらです。
時より地元の方が犬の散歩に来たり、
サーファーが来たりしますが、
観光でという人はほとんどいません。
そんな中で行われるビーチでのトレーニングは壮絶です。



長距離チームは、ここでインターバルトレーニングや
60分以上のJOGをこなします。
実は、これが1番こたえるのです。
サンドスキー場もそうですが、
さらに砂が軽いビーチの白砂に足をとられ前に進みません。
当然、シューズの中も砂まみれ、
強風で頭や顔にも容赦なく砂が飛んできます。



こちらは跳躍チームが
パイプで作ったハードルを使った跳躍の踏切練習です。
これまた、踏ん張りがきかず、
踏み切ることさえ困難です。
これを何台も並べて
連続で飛んで行くのですからきついです。



投擲チームと言えば、もちろんこの人。
碓井先生です。
この写真は碓井先生が部員2名に
ハンマーのワイヤーを使って
引っ張らせているトレーニングですが、
2名で引っ張っても碓井先生の体は全く動きません。
これまた、
跳躍と同じように砂に足をとられて力が出ないのです。
それでも容赦なくトレーニングは続きます。



この女子部員が行っているのは、おんぶダッシュ。
けっこうきついですが、
これはウォーミングアップ程度です。
長距離・投擲チームを除いたビーチでのメインメニューは
何と言っても伝統の100mタイムトライアル50本です。







一心不乱に50本という途方もない本数を走ります。
昔の青春ドラマのワンシーンのように
うつるかもしれませんが、
そんな生易しいものではありません。
そのような気持ちがあったとしても
最初の数本だけです。
私も高校時代に経験しましたが、
本当にキツイ。
辛い。
途中でやめたい。
でも、そんな時に続けられるのは、
仲間の声援であり、
50本×全員のタイムを
全部とってくれるマネージャーの存在であったり、
先生の厳しくそして愛情ある叱咤激励であったり、
そして何より、
来年、ライバルに絶対に勝ちたい、
そして何と言っても
自分自身に負けたくない
という気持ちだったのを覚えています。
今年の部員もそんな気持ちでこのメニューをやり遂げました。
午後、陽が高いうちに始めますが、いつのまにか、



陽も沈みはじめ、
こんなきれいな夕陽になるのですが、
それを楽しむ余裕はありません。
完全に陽も落ち、
夕闇に包まれた頃ようやく終了となります。
ざっとですが、
こういうトレーニングが5日間続くのです。
そしてこれだけきついトレーニングを支えてくれるのは、
やはり食事です。
現在、お世話になっている民宿は、
20年のお付き合いになります。
毎年毎年美味しい食事を
食べきれないほど出してくれます。
トレーニングに負けないくらい食事の量も多いのです!



これは最終日の夜の写真ですが、
最終日だからスゴイというわけではなく、
毎晩これくらいの量が出るのです。
野菜、肉、そして何と言っても
港町の御宿ですから魚は新鮮です。
毎晩、美味しい新鮮な刺身や煮魚、焼き魚が出ます。



さらに、こんな鍋も一人一人に出るのです。
食べ盛りの高校生も残してしまうほどです。
厳しい練習でお腹がペコペコのあとの食事は格別です。
やはり食事は合宿の楽しみです。

この御宿合宿、
今回で私も高校時代から数えて22回目となりました。
人生の半分以上、年末をここ御宿で過ごしています。
何度も言うようですが
練習は本当にキツイです。
そして非科学的な練習、
いわゆる根性練習も多いのも事実です。
いや、むしろ、
肉体的な効果を求める合宿よりも
精神的に鍛えることを目的とした合宿
と言っても過言ではありません。
苦しくても諦めない、やめない、最後までやり遂げる、
そんな強い心を持った人間に育って欲しいと思いながら、
毎年この冬期合宿を行っています。



これは最終日の朝の散歩で
メキシコ記念公園という所で撮った集合写真です。
毎年、ここで陽が昇るのを見て来年への決意をします。

最後になりましたが、
旧年度も陸上競技部の活動に
ご声援・ご支援いただきありがとうございました。
多くの方々のご協力やご理解があって、
陸上競技部は充実した活動を行うことができました。
私たちには、
競技結果で皆様にお返しすることしかできません。
昨年、全国大会に出場はしたものの、
全国で表彰台にのぼることができませんでした。
今年は是非、全国大会での表彰台を目指して、
そして、また、
このブログでも取り上げていただけるような
活動・活躍をしていきたいと思います。
今年も部員・顧問一同皆で力を合わせて頑張ります。

今年の陸上部、大いに期待できそうですね!
がんばってください! 応援し続けます!
 
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