アメフト部 秋季大会
アメリカンフットボール部 2016年10月06日
「勝たせたかった。相手に不足はなかったからこそ…勝てせたかった。」
武南に産声をあげたアメフト部を…ここまで押しあげてきたのは、今の3年生が居てくれたから…。
時折、激しい雨が降る中、埼玉大学にて秋季大会が行われた。武南高校の対戦相手は何度も関東大会に出場している強豪の江戸川学園取手高校。過去2度対戦したことがあるが、いずれもまったく歯が立たず完敗している相手である。
前半、キックオフ直後、いきなりミスが出てターンオーバーで相手に攻撃権が渡る。しかし、何とかしのぎ、逆に前半終了間際、ロングドライブからTDを武南が奪い、前半リードして折り返す展開となった。後半、相手がしっかりとアジャストしてきてなかなか武南オフェンスがリズムに乗れず、ディフェンスもよく踏ん張っていたが、同じプレーで2度TDを奪われ、そのまま、7-13で試合終了となった。この日のために練習を重ねてきたが、一歩及ばなかった。点差以上にしっかり勝負所で決めきれる相手と決めきれない武南との差を実感した試合であった。
武南高校が単独で出場できるようになって2年。今回引退した3年生の多数の入部があったから動き出したアメフト部。現在、引退した部員はこの悔しさを胸に次のステージへ向けて勉強に励んでいる。
3年 槇紘矢 戸塚中学校(サッカー部)
3年生までアメフトをやってきて、つらい練習もたくさんあったが、仲間と共に乗り越えてきたことが、引退した今、充実した日々を送ることができたと実感している。毎日、筋肉痛の日々が続き、身体も入学時とは比べ物にならないぐらい大きくなった。大学でも続けようと思っているので、勉強を頑張り、第一志望の大学に合格できるように努力していきたい。
3年 藤原拓未 与野東中学校(野球部)
ただなんとなくノリで入部をしたアメフト部でしたが、良い先生、仲間に出会えて本当によかったと思っています。つらいときの方が多かったかもしれませんが、続けてきてよかったです。1年生の秋の大会で初めて出場して、大会を重ねるごとにチームはどんどん強くなっていくのが実感できました。後輩には今回の悔しい気持ちをばねに春の大会では頑張ってほしいです。
3年 吉良龍馬 新座第三中学校(柔道部)
僕は身体が小さく、いろんなことに自信が持てていませんでした。だけどアメフト部に入って身体を鍛え、練習をしていくうちに自分に自信が持てるようになってきました。ただなんとなく、部活もやらずに高校生活を送るのは嫌だったので、思い切ってアメフト部に入部したのですが、一生の友に出会えたし、充実した高校生活を送ることができたと思っています。
Start where you are. Use what you have. Do what you can.
『今いる場所から始めよ。自分の持っているものを使え。できることをするんだ。』
高校に入ったら…新しいスポーツに熱くなってみませんか?