真に健全で個性豊かな人間教育の樹立

学校法人 武南学園 武南高等学校

サッカー部 伝説の教育実習生

サッカー部 2017年06月09日

 

サッカー部でインターハイにも出場した大越くんが、化学科の教育実習生として、武南に戻ってきてくれました。

部活と勉強とを見事に両立し、横浜国立大に合格してみせた大越くん。その努力はすでに伝説化しているようで…多くの後輩たちが先輩のメソッドを見習い、先輩に続け…と成果をあげてきました。

九州大に合格した近藤くん

筑波大の中井くん

学習院大の西田くん

法政大の佐藤くん嶋崎くん

新潟大の村山くん

 

後輩の良きロールモデルとなった大越くんに、「多くの後輩たちが、大越先輩の名をあげて部活と学習の両立に励んでいるんですよ」と伝えると、「そんな~。僕は高校選びの時、親に、『サッカー続けてもいいけど…勉強は疎かにしてはダメ!』と言われ…それじゃ浦和市立か?武南か?と決めて…練習を見に行ったら…武南の華麗なパスサッカーにすっかり魅せられてしまい…武南高校を選んだのですよ。」

「武南に来て大正解でした。レベルの高い仲間とサッカーができて、全国大会にも出場できましたし…。インターハイで青森山田高校とやって、…こんなスゴイ選手たちと、気がつくと…自分も…随分高いレベルでサッカーやっているんだな~(笑)って思ったことが一番印象に残っています。勉強の方は、通学の電車の中で英単語、武南の朝の講習がある時は参加していたのですが、どうせなら、毎朝、早く来て勉強しよう…って気づいて、それからは、補習のあるなしにかかわらず、朝早く来て、教室で勉強していましたね。思い返すと…しんどかったけど…良い青春時代だったんですね。笑」

「高校時代は、ハイレベルなサッカーを教えられ、それについていく…というスタイルでサッカーとつきあってきましたが、大学では、自分たちですべてを整えなければいけない環境でサッカーをやってきたので、自発的に行動することの大切さに気づかされたように思います。教師になったら、武南サッカーを継承しつつ、生徒自身で考えてサッカーに向き合う姿勢も大切にするように、子どもたちを指導していきたいと思っています。」

 

この日は、1年S組のみなさんに温かく迎えられ…熱弁をふるって化学の授業をしていました。教壇に立つ姿も爽やかで…ステキです。

次世代を担う子どもたちの心に、未来を創造する力の種を、丁寧に植えてってください。素敵な先生になりますね。話を聞いていてそう確信できました。