真に健全で個性豊かな人間教育の樹立

学校法人 武南学園 武南高等学校

関東ジュニア柔道体重別選手権大会

柔道部 2015年07月15日

JOCオリンピックカップ

関東ジュニア柔道体重別選手権大会に本校柔道部の生徒2名が参加しました。

 

81kg級 高田くん

66kg級 萩原くん

 

20歳までの選手に出場資格があるこの大会では、大学生も含む、各地域、各級21名の代表で争われました。

 

66kg級の萩原くんの1回戦の相手は群馬県代表の生徒でした。

萩原くんは勇敢に攻めたのですが、最後に”技あり”を取られてしまいました。

 

81kg級の高田くんは、埼玉県大会を1位で通過でしているので2回戦から登場しました。

負ければ高校時代最後の大会となるこの試合、高田くんは強気に攻めていきます。

小外刈りで限りなく一本に近い”技あり”を決め、その後も攻め続け、払い腰で”有効”とリードします。

手を緩めることなく自分の攻めの柔道を貫く高田くんでしたが、

攻めていこうと奥襟を取った瞬間…まさかの背負い投げで崩され…相手に”技あり”を取られてしまいます。

最後までお互い必死の素晴らしい試合も…タイムアップ!

高田くんは歴代武南柔道部の最高位、ベスト8へと駒を勧めます。

 

次の試合でも高田くんは攻めていきましたが、大学生に”技あり”で破れ、

まわった敗者復活でも、大学生に押さえ込まれ…武南高校での柔道人生に幕が下ろされました。

 

「これまでお前たちを支えてくれたすべての人に感謝しながら畳の上にあがれ!」

 

顧問の佐藤先生の言葉を胸に臨んだこの大会、二人は自分たちらしく戦いました。

 

武南での3年間はどうでしたか?と尋ねると…

 

「色々なことがありすぎて…まだうまく言葉にまとめることは…。」と…。

 

それでも、高校3年間、すべてを出し切った!ということは、その表情が物語っていました。