茶道部 一期一会
茶道部 2021年03月23日
茶道部、表千家の卒業生を送るお点前があるというのでお誘い頂きました。
最初に、お茶の先生から、3年生へのお免状が渡されました。このお免状というのは、「ここまでできるようになりました。」という証明ではなく、「これから茶道のお稽古をしてもいいですよ」というお許しを意味するのだそうです。
その後、後輩によるお点前がはじまりました。
今年度は、コロナ禍ということで、後輩のみなさんは、なかなかお点前を披露することができなかったそうで、先生、先輩たちが的確なアドバイスしながら、丁寧に、お茶を介しての時間を楽しみました。
「二人とも、ともて良い子だったんですよ。優秀だし…」と、顧問の恵良先生は目を細めます。
小さい時は、ダンスをやっていたという部長の石川さんが茶道を始めたきっかけは…
「母が華道をやっていたこともあり、茶道を通して日本文化に触れてみたいと思いました。特進コースの先輩も多く、雰囲気がとても良かったので、深田さんも誘っちゃいました。大学でも茶道は続けられたらって思っています。」と言います。
一方、深田さんは、
「部活の思い出は…文化祭のお点前で浴衣がズレちゃったことかなぁ~」と、二人で笑います。
掛け軸、生け花、器、受け継がれる作法
和の空間に身をゆだね、穏やかに流れていく時間を意識する。
茶道って…人を本来の姿へ導いてくれるひとつの自然のようにも感じられました。
新入生のみなさん 茶道部 いかがですか?