5大会連続12回目の関東大会出場
柔道部 2021年05月12日
柔道部が5大会連続12回目の関東大会出場を決めました。
コロナ感染予防の観点から、関東大会に出場する枠が8校から6校へと減らされた今大会の模様をお伝えします。
県南大会を、埼玉栄高校、大宮工業高校につぐ3位で勝ち抜いての県大会出場となった武南ですが、1回戦を大宮東高校に3-0で勝ちベスト16。続くベスト8をかけた試合では、なんとあろうことか、地区大会で3-1で敗れている大宮工業との対戦となりました。
リベンジを期す武南のメンバー
先鋒 小林 2年 大砂土中出身
次鋒 千葉 3年 大砂土中出身
中堅 神崎 3年 越谷富士中出身
副将 國松 3年 所沢山口中出身
大将 髙橋 3年 越谷富士中出身
補 山中 3年 川口芝西中出身
補 佐藤 2年 川口芝東中出身
今大会は、無観客で行われたので、顧問のかけ声、仲間の声援、闘う選手同士の息づかい…緊張感が高まります。
リベンジに燃え、相手をよく研究してのぞんだこともあって、先鋒小林くんは、前半は互角以上の闘志をみせますが、後半、若さが出てしまい、一瞬を返され押さえ込まれてしまいました。続く3年生も積極的に攻めていったのですが、この1敗を返すことができず、0-1でベスト16敗戦となりました。
準備してきた努力が大きかったからこそ、敗戦のショックは正比例して大きく、試合後、大きく凹む小林くん。
いつもなら、ここで、試合終了となるのですが、今年の関東大会枠は、ベスト4の4校プラス、ベスト16以上かつベスト4に残ったところに負けたチームによる敗者復活戦の上位1位2位が関東大会の切符を手に入れることができるのです。とはいえ、大宮工業高校がベスト4まで勝ち上がってくれないと敗者復活戦にも参加できないという状況だったのです。
敗者復活戦への参加が決まり、落ち込む小林くんに部員全員で喝を入れ直し、5大会連続の関東大会出場をめざし再びチームが一丸となりました。
敗者復活戦1回戦では、
川口市立を0-3
なんとこの試合で小林くんは、相手の3年生エースを仕留めます。
これを見て勢いづいた武南は続く、西武台を0-5、松山高校を0-4で退け、埼玉県大会を5位で関東大会進出を決めました。
「語りたくなるドラマチックな展開でした。」と顧問の佐藤先生は振り返ります。苦しい思いをして勝ち得たという自信を胸に、関東大会へのぞみます。
武南高校柔道部へ、引き続き、温かいご声援よろしくお願いします。