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学校法人 武南学園 武南高等学校

柔道部 埼玉県大会新人戦 第3位

柔道部 2021年11月25日

 

11月15日、16日に柔道の新人埼玉県大会が行われました。

南部地区を、埼玉栄に次ぐ2位で通過した武南高校は、東部地区1位通過の春日部工業高校のやぐらに入りました。この大会は体重制限がなく、一人一人と対戦する点取り試合です。

 

武南のメンバーは

先鋒、金子(2年)120kg

次鋒、湊(2年)81kg

中堅、佐藤(2年)110kg

副将、中野(2年)73kg

大将、野崎(1年)105kg

控えメンバーが小林(2年)66kgと川島(1年)73kgで挑みました。

 

1回戦の相手は大宮東高校、2年生の金子、湊、中野くんが引き分けてしまい、佐藤くんが1本取ったものの、大将1年の野崎くんの試合いかんでは…というドキドキの試合となりました。こんな状況でも野崎くんは落ち着いて強気に攻め、払い腰で1本勝ちをおさめ、2-0で2回戦進出を決めました。

つづく、相手も、南部地区大会で対戦した県立川口高校でしたが、チーム全体に調子も出てきて、流れはすっかり武南。5-0で勝ち上がりました。

3回戦の相手は、東部地区1位の春日部工業でした。

先鋒金子くんが引き分け、次鋒湊くんが落ち着いて技ありをとり、中堅佐藤くんは引き分け、副将に起用したエース小林くんが、大柄な相手に抑え込まれそうになりますが、肩車のような形で相手を転がし1本勝ち。ここで武南の準決勝進出が決まります。勝ち上がりが決まっていたのもの、大将野崎くん強気が裏目に出て1本負けを喫してしまい、顧問の佐藤先生も、この負けから、野崎がどれだけのことを学ぶことができたのか?と成長に期待していらっしゃいました。

準決勝は南部地区3-1で破った大宮工業が相手でした。先鋒金子くんは、66kg級の相手選手に、前転して体制を整えようとしたところをかぶせられ技あり優勢負けを喫してしまいます。湊くんが引き分け、佐藤くんも180センチある相手を攻めきれず引き分け。副将小林くんは100kg級の選手から技あり優勢勝ち。ここで1対1となり、大将戦になりました。相手の大将も同じ1年生、しかも、体重差は30キロあったので、野崎くんは強気で攻めていったところを大内刈りにやられてしまいます。南部地区大会のリベンジを果たし喜ぶ相手チーム。この悔しさが武南の明日に必ずつながります。

 

続く、シード決めのかかる3位4位決定戦では、本庄東高校との戦いとなりました。大柄の選手を3枚揃える相手に対して、武南は、湊くん、小林くんが上手に引き分けに持ち込み、73kg級の選手と対戦した金子くん、佐藤くんがそれぞれ寝技で仕留め、県大会3位となりました。

 

1月の選手権大会に向けて、今年度のチームへの応援を引き続きお願いします。

厳しく、楽しく、愉快な柔道部への入部希望者は顧問の佐藤先生までお願いします。