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学校法人 武南学園 武南高等学校

【柔道部】6大会連続 関東大会出場

柔道部 2022年05月17日

 

柔道部が関東大会出場を決めました。今回の埼玉県大会は、コロナ禍ということもあり、県南地区2位の大宮工業高校と武南高校は、トーナメントの同じやぐらに入るという、苦しい展開になってしまいました。

武南高校の初戦の相手は熊谷工業高校で、5-0で圧倒したのですが、関東大会のかかったベスト8決めというところで、大宮工業高校との対戦になりました。

先鋒のキャプテン3年小林威66kg級が、相手のエースを封じ引き分けます。

次鋒中野73kg級も強敵に対して一歩も引かず引き分けます。

中堅2年川島73kg級は、調子よく相手を攻めていきましたが、一瞬のすきをつかれ、一本負けを喫ししてしまいます。

つづく副将湊くんも、指導2回で敗退し、この時点で、武南のベスト8の道は閉ざされてしました。

これまで大将として活躍してきた金子100kg超級に替え、100kg級の佐藤くんが出場しましたが引き分け、2-0で敗退となりました。

 

従来ならば、ここで終わりなのですが、今回は70回記念大会ということで、関東大会出場が1校増え、ベスト8校プラス1校が出場できたのです。そこで敗者復活戦が行われました。

1回戦は春日部東高校に5-0、秩父に5-0と勝ち進み、関東大会出場をかけて、同じ南部地区の、川口市立との対戦となりました。

先鋒小林威が、投げたところを崩れながら抑えこみ一本勝ち。

次鋒中野くんは相手のエース相手に引き分けに持ち込みました。

中堅川島は相手を倒したところを電光石火の抑え込み一本勝ち。

副将湊も投げて技ありを取った後に抑え込みで一本勝ち。

大将佐藤が豪快に内股を決めて一本勝ち。

4-0この結果、6大会連続関東大会出場が決まりました。

 

個人無差別級大会も行われました。

武南からは佐藤、金子、澤口、中島が南部地区代表とに選ばれ出場しましたが、いずれも、2回戦、3回戦で埼玉栄の選手とあたり、敗退となりました。ベスト4に名乗りを上げた選手のすべてが栄高校の生徒であったというところかもわかる通り、埼玉県では、栄高校が絶対的な力を誇っているのは事実です。

そんな中で、武南高校が、関東大会に出場し続けている秘密のひとつに、大会の前に行われる『武南予選』があります。この予選大会では、まず、メンバーに入りたい人が立候補し、総当たりで戦います。今回の大会でも、金子が、武南予選で好成績をおさめ、メンバーに選ばれました。和気あいあいの雰囲気の中にも、勝ちにこだわる姿勢を忘れないところが、勝ち続けるチームの原動力になっているように感じました。

 

関東大会は6月3、4、5日 引き続き柔道部への応援をお願いします。