【アメフト部】準々決勝 VS埼玉栄高校戦
アメリカンフットボール部 2022年06月02日
こんにちは、アメリカンフットボール部です。
5月8日(日)、県ベスト4をかけた準々決勝が行われました。(前回のベスト8決めの試合はこちら)
対戦相手は関東大会常連の埼玉栄高校。
前半は14-12とリードして折り返しましたが、最終的には14-32で悔しい敗戦となりました。
試合開始最初のディフェンスを完璧に守り切った武南。ディフェンスから流れを作ると、TB(テールバック)長崎のラン→FB(フルバック)細島のラン→QB竹内からTE小暮へのパス→最後はQB竹内からWR(ワイドレシーバー)松岡へのパスが決まり、流れるような攻撃でタッチダウン!その後のキックも決まり、7点を先制します。
その後、埼玉栄のアグレッシブな攻撃と、こちらのミスで2本のタッチダウンを許し、7-12と逆転を許してしまいます。それでも、キャプテンの青木らを中心に「ここからだ、いこう」と声が飛び交い、攻めに転じます。
次のオフェンスでは前がかりにディフェンスに来る埼玉栄の裏を突き、WRに一時的に入った長崎がQB竹内からのパスを受けると、得意のスピードで相手ディフェンス全員を置き去りに!約70ヤード独走してタッチダウン!!K(キッカー)も務める竹内がキックを決めて7点。前半のうちに14-12とひっくり返し、ハーフタイムに入ります。
後半に入ると、パス主体のテクニカルな攻撃からパワーとスピードを前面に押し立てる攻撃にシフトしてきた埼玉栄。はじめは何とか防ぎましたが、だんだんと相手のペースに。そして相手に2本のタッチダウンを許し、14-26と再び逆転されます。
最後まで勝利を目指し攻め続ける武南。残り時間5分と迫る中、ビッグプレーが飛び出します。QB竹内が相手DLをギリギリまで引き付け、ジャストタイミングでWR萩原へパスを送ると、OLがタイミングよくブロックに走るいわゆる「スクリーン」プレーが決まります。このプレーで一気に50ヤードほど前進し、相手ゴール前5ヤードまで迫ります。
ここでタッチダウンを取れれば21-26となるところ。しかし、タッチダウンを狙いに行ったパスを相手にインターセプトされ、そのままタッチダウンを逆に奪われ、スコアは14-32。試合内容的には互角に渡り合っていただけに、最後は点数的には突き放される形となり、悔しい敗戦となりました。
試合後の選手たちの表情はもちろん悔しい表情でした。しかし、選手たちの間では「勝てたんじゃないか」や「このままもっと練習していけば勝てるんじゃないか」、「秋はベスト4、関東大会行けるぞ」という声が聞こえてきました。
この悔しさを絶対に忘れず、そして日々支えてくれているマネージャーや家族への感謝の気持ちも忘れず、これからも練習に励んでいきたいと思います。
全部員が高校から新たに始めたアメリカンフットボールというスポーツ。アメフト部に入部した時、ここまで熱い気持ちになれると、誰が想像したでしょうか。初心者で初めて、関東大会を目指せる、そんな熱くなれる素晴らしい部です。
アメフト部は、今年は1年生が14人加わりましたが、まだまだ部員を募集しています!アメフトはオフェンスレギュラー11人、ディフェンスレギュラー11人、キッキングレギュラー11人など、人数が必要で、一人一人が個性を生かして全員活躍できるスポーツです。
「部活に入りそびれてしまった」とか、今の高校生活が「なんか物足りないな…」と感じている人、アメフト部で充実した高校生活を送りましょう!少しでも興味があれば、クラスのアメフト部員や、顧問まで一声かけてください!いつでもウェルカムです♪
今後とも武南アメフト部、どうかよろしくお願いいたします。
※毎度おなじみポジション紹介!(前回出てきていないもののみ)
・TB(テールバック):RB(ランニングバック)の一種で、主に外のゾーンを軽やかに走りボールを前進させるスピードスター。足に自信がある人はぜひTBを!!
・FB(フルバック):RBの一種で、主に中のゾーンを力強く走り、ボールを前進させます。瞬時にランコースを見つける判断力がある選手が務めます。
・WR(ワイドレシーバー):QBが投げたボールをキャッチすることでボールを前進させるポジションです。パスコースに素早く繰り出すアジリティとキャッチが得意な人が務めます。
・K(キッカー):キックで得点を狙います。通常時のキックは入れば3点、タッチダウン後のキックは入れば1点が入ります。キックが得意な人が務めます。