真に健全で個性豊かな人間教育の樹立

学校法人 武南学園 武南高等学校

アツいことしようよ!高校時代!

アメリカンフットボール部 2015年10月31日

アメフトに賭けた青春!

「9月27日(日) 千葉日戦をもって、自分は2年半続けたアメフト部を引退しました。」そう言うのは、選抜コースに在籍する関 佑斗です。

 

高校に入ったら何かアツいスポーツがしたいと思いアメフトの仮入部に参加しました。グランドに到着すると先輩方が3名しかいませんでした。テレビでNFLの試合は見たことがあるのでかっこいいし男らしいスポーツであると期待していましたが、当時の武南のアメフト部はまったく違っており、「えっ??」というのが最初の感想でした。しかし、先輩方の熱心な勧誘や英保先生の話術にだまされ、なにより帰宅部の自分が想像できなかったので入部を決めました。入部したはいいのですが、私を入れて11名の部員がおらず、単独で試合に出ることができず、合同チームでの出場になりました。

2年生の春の大会で、合同チームではありましたが、初めての公式戦に出場しました。どこかしらで活躍してやろうとひそかに考えていましたが、まったく何もできず、結果は惨敗。合同チームで勝てるほどアメフトは簡単なスポーツではなく、奥の深さを痛感する結果になりました。(VS敬愛学園0-84)。その年の秋の大会は初めて単独での出場を果たすことができました。勝つことはできなかったけど、チームの目標が「公式戦勝利」と明確なものになりました。また、その年の冬には個人として埼玉県の選抜チームに選ばれ、東京選抜、大阪選抜と試合することができ、貴重な経験ができました。

迎えた最終学年、春の大会で遂に勝利することができました。言葉では言い表せないほどうれしかったです。そして、夏の苦しい練習を乗り越えて迎えた秋の大会、初戦は昨年、ボコボコにされた敬愛学園でした。厳しい試合が予想されましたがディフェンスがよく踏ん張り0点に押さえ、見事、14-0で勝利することができました。

諦めず腐ることなく続けてきた自分の2年半は、とても充実した日々で、他の誰にも負けない時間だったと感じています。埼玉選抜に選ばれたこともまたうれしかったことのひとつですが、やはり、自分の中でとびっきり嬉しかったことは、自分の仲間との出会いです。5人から始まった自分のアメフト人生だったからこそ、仲間の存在は、自分にとってかけがえのないものになりました。諦めず歩み続けた2年半で、遠回りもしましたが、他の人とは違った特別な景色が見られた時間でした。自分の高校生活の部活動を支えてきてくれたすべての人に感謝しています。本当にありがとうございました!!

大学でもこのアツいスポーツを続けていこうと思ってます。