【アメフト部】雨中の決戦~関東大会出場をかけた3位決定戦~
アメリカンフットボール部 2023年06月06日
大雨の中での試合
こんにちは、アメリカンフットボール部です。
5月7日(日)に県大会3位決定戦が行われ、埼玉栄高校と対戦しました。
結果は(武南)8-18(埼玉栄)で敗戦し、関東大会出場とはなりませんでした。選手たちは最後まで全力でプレーしました!
相手を押し込むOL高橋(3年/進学コース)とハンドオフを受けるFB本多(3年/進学コース)
初の「関東大会出場」という目標を選手たちは掲げ、この日のために練習してきました。対戦相手の埼玉栄高校とは昨秋の大会でも全国大会プレーオフ出場をかけて3位決定戦で対戦し、7-35で敗れています。この試合はそのリベンジマッチとなりました。
ランで相手ディフェンスを切り裂くQB諏訪(2年/進学コース)
しかし、この日は大雨。慣れない雨の中でのプレーで、ミスを重ねてしまいます。すると、前半早々のプレーで相手のパワーとスピードあふれるランプレーがさく裂。いきなりタッチダウンを奪われ、0-6と先制を許します。
それでも、ここからがチーム武南。武南のストロングポイントの精密なポジショニングに基づいた粘り強いディフェンスで埼玉栄オフェンスに対抗します。
正確なキックで陣地を挽回するエースWR竹内(3年/選抜コース)
WR竹内(3年/選抜コース)のパント(陣地回復のためのキック)を全員が全力で追うと、OT臼井(2年/選抜コース)が相手ゴールライン手前でボールキープに成功!陣地を大きく挽回します。そして相手ゴール手前でのディフェンスが始まると、DT松尾(3年/進学コース)・高橋(3年/進学コース)が最前線で相手QBにプレッシャーをかけ、相手のファンブルを誘います。
DL・LBをポリバレントにこなすキャプテン小暮(3年/選抜コース)
そのこぼれ球にいち早く反応したキャプテンのLB小暮がダイビングで確保!これが武南のタッチダウンの判定となり6点を返します。さらに、WR竹内がゴールラインにスピードを活かして持ち込み2点を追加。前半のうちに8-6と勝ち越しに成功します!
頼れるエース
前半その後は埼玉栄に攻め込まれる時間が続きましたが、DE内田(2年/選抜コース)・渡邊(3年/特進コース)が体を張ったディフェンスで相手のランを防ぐと、すかさず相手がパスに転じてきたところでLB関根(2年/選抜コース)がインターセプト!武南ボールに代わり、流れはさらに武南に傾きます。こうして前半は8-6と2点リードで終了。後半に進みます。
ハドル
後半は逆転を目指す埼玉栄高校が猛攻を仕掛けてきます。ストロングポイントであるパワーとスピードを活かしたランプレーに苦しみます。それでも、武南ディフェンスは相手に前進を許すものの、LB本多(3年/進学コース)・CB瀬崎(3年/選抜コース)を中心に最後のところで体を張って得点を許さず、相手をキックに追い込むことに成功します。
武南ディフェンスの武器。努力家のDE内田(2年/選抜コース)
しかし、相手の精度の高いキックが次々と決まり、3点、また3点とコツコツ失点を重ねてしまいます。それでも、CB高野(2年/選抜コース)が渾身のインターセプト!気迫あふれるプレーで武南ベンチが再び活気付きます!さらには途中投入のムードーメーカーDT大原(2年/進学コース)が相手QBを自慢のスピードで仕留め、最後まで武南の逆転を信じて戦いました。
武南オフェンスの要。リーダーシップを発揮するOT臼井(2年/選抜コース)
しかし、埼玉栄の攻撃を止めることができても、cm単位のポジショニングとタイミングで瞬間的に相手の逆を取ることを得意とする武南オフェンスが雨の中で機能せず、最終的には相手のパワーとスピードで押し切られ、得点することができませんでした。最後の1プレーまで全力で戦いましたが、結果は8-18で敗戦。秋大会のリベンジを果たすことはできませんでした。
アメフトを知り尽くしどのポジションでもプレー可能なG関根
この試合の結果、武南は県4位となり初の関東大会出場を逃しました。
選手たちが最後まであきらめずに全力で戦う姿はとても印象的でした。本当によく頑張りました。
次は9月開幕の秋季大会。残り3ヶ月、入部した1年生16名も新戦力に加え、さらなるレベルアップを誓います。
今大会、ご支援いただいた保護者の方々、関係者の方々、本当にありがとうございました。今後とも武南高校アメフト部、どうぞよろしくお願いいたします。