【陸上競技部】夏期強化合宿~岩手県雫石町~
陸上競技部 2023年08月21日
2年生
インターハイが終わり、8月15日(火)から18日(金)にかけて、3泊4日で夏期強化合宿を行いました。
本校の陸上競技部は例年、夏は岩手県雫石町、冬は千葉県御宿町で合宿を行っておりますが、コロナの影響もあり、4年ぶりに実現ができた合宿となりました。岩手県で合宿を行う理由の一つは、冷涼な環境でトレーニングが行えるということでしたが、温暖化の影響もあり、東北地方も気温30℃を超える猛暑でした。
7月に多くの3年生が引退をし、チームが新体制になってからの初めての合宿は、どこの学校も「チーム力の向上」をテーマとして臨みます。合宿前のミーティングでは、「親には多くのお金を払ってもらい、時間をかけて行うのだから、意味のあるものにしなければならない。」と話をしました。改めて、感謝をすることの大切さを考えてもらいたかったのです。
合宿に臨むに当たって、それぞれがしおりに「合宿の抱負」を書き込むのが伝統です。「最後まで全力でやり遂げる。」「誰よりも声を出す。」「弱い自分に負けない。」本校の伝統ある合宿を、本校の部員は誰も知らないという状況の中で、不安な気持ちを残しながらスタートしました。
短距離・跳躍は男女混合でのリレーの走り込み、200mの間にハードルを5台おいて走るのを数セット、長距離は駅伝に向けてロングジョグや12km走、投てきはひたすら円盤・ハンマーを投げるなど、仲間と切磋琢磨し、追いこんでいきます。
夕食後はミーティングです。初日は顧問から合宿の意義や心がけて欲しいことなどについて話しましたが、2日目は部員たちにディスカッションをさせました。テーマは、「①良いチームに必要な条件とは」、「②練習のモチベーションを高めるには」、「③武南陸上部が成長するために必要なことは」の3つです。学年、男女をごちゃまぜに5つのグループに分け、部員同士に考えさせました。顧問ばかりでなく、こうして部員同士が自分たちのチームについて意見を出し合い、良くしていくためにはどうすべきかを考える、とても良い機会となりました。
ミーティング後は、その日の練習内容やミーティングの内容をまとめたり、マッサージをしたりします。
「みんなで出した意見を有言実行する。」
「きつい練習でも、前向きな言葉を発するようにする。」
「感謝の気持ちを持って、練習用具や部室をきれいにする。」
最終日は、4日間お世話になった「高見荘」の方々にお礼を言って帰宅です。4年ぶりの合宿でしたが、部員の頑張りによって、諸先輩方の伝統を引き継ぐことができたような気がします。ここで学んだことを埼玉に持ち帰って、これからの練習に生かしていきたいと思います。
跳躍ブロック
長距離ブロック
女子
<中学生のみなさんへ>
本校陸上競技部の見学や練習体験は随時可能です。
下記、陸上競技部のHP内にあります「練習参加申込みフォーム」よりお申し込みください。
※9月24日(日)に行われる本校のオープンスクールですが、例年はこの日に練習会を開催しておりますが、今年度は「埼玉県高校新人陸上競技大会」の前日のため、行いません。ご了承ください。
・武南高校陸上競技部オフィシャルサイト