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学校法人 武南学園 武南高等学校

【柔道部】全国大会出場決定!

柔道部 2024年01月10日

 

全国高等学校柔道選手権大会 埼玉県大会 優勝

1月7日、8日に行われた、全国高等学校柔道選手権大会 埼玉県大会において、73kg級に出場した泉選手が優勝し、日本武道館で行われる全国大会出場を決めました。

この大会は各地区ベスト8の選手が集まり、各階級から1名が、埼玉県代表として、日本武道館で行われる全国大会に出場するというものです。

73kgの南部地区第1シードとして登場した泉選手は、1回戦、2回戦を危なげなく勝ち進み、

準々決勝で前回の大会団体戦で大内刈りで負けた大宮工業の選手との対戦となりました。

「あの負けは、(泉選手にとって)良い薬になったのでは?」という顧問の佐藤先生の言葉通り、今回の試合では落ち着いた試合運びから、大外刈りでリベンジを果たしました。

準決勝の相手は西部地区1位の選手でしたが、相手が足を払ってきたところを、相手の浮いた足をすくう『燕返し』という技が見事に決まり決勝進出となりました。

決勝の相手は、埼玉栄の選手でした。ノーシードで決勝まで上がってきた強者です。

相手はよく研究してきていて、泉選手もワザを出しにくい状態がつづき、攻めていこうというところを、下がりながらワザをかけてくる相手に、何度も、かつがれて体が浮くシーンもありました。試合後半、泉選手は消極的と判断され指導を1つとられたところで制限時間となり、決着はGS(ゴールデンスコア)にもちこまれました。

GSでも、目の離せない攻防は続き、両者崩れたところで泉選手がしりもちをつきました。

これをワザによるものとみなすかどうかのビデオ判定が1分ほどかかりましたが、結局はノーカウント。

そして…試合再開。

試合再開と同時に勢いよく飛び出してきた相手に電光石火の小内巻きが決まり、泉選手の優勝、全国大会出場が決まりました。

 

埼玉県には埼玉栄高校という絶対王者がいます。県から代表1名、1校という戦いでは、関東大会までしかなかなか駒をすすめることはできなかったので、久々の全国大会出場は、部活を、学校全体を元気づける快挙となりました。泉選手 おめでとうございます。

 

また、1年生で66kg級に出場した友廣選手が東部地区第一シードの選手を抑え込み、準決勝で北部1位に勝った埼玉栄の選手相手にGSまで持ち込むという善戦をし、第3位という結果になりました。2年生が多い中での大健闘で、次世代につながる勢いをチームに与えることになりました。

 

他の参加した選手の結果です。

66kg級

佐々木選手2回戦敗退

田口選手2回戦敗退

73kg級

塩坂選手1回戦敗退

神尾選手2回戦敗退

 

3月19日、武道館で行われる全国大会の応援、よろしくお願いします。

 

※泉選手は勉強にも力を入れていて英検講座を受講したり、学校のパンフレット作製にも協力してくれています。topの写真は秋の戦いとパンフレット撮影の写真を合成したものです。