【柔道部】全国大会ベスト16!
柔道部 2024年04月10日
武道家の聖地、武道館で行われた全国大会において、泉選手が全国ベスト16になりました。
1回戦はシードということもあり、対戦相手となる近畿地区8位の選手の戦い方をじっくり見ることができた泉選手は、開始早々、攻めていきます。2度ほど、相手を担ぎますが、背中から落とすことができず、粘られます。後半になると、相手も攻めてきて、タイムアップ。勝利の行方は、GSに持ち込まれます。GSに入る前、これまでの戦いを冷静に振り返り、顧問の佐藤先生からの適切な指示もあって、開始5秒で、粘る相手を突き放す、小内巻込が見事に決まり、1本勝ちをおさめます。
「全国大会で緊張というより、もうワクワクしちゃって、いつもの自分の戦い方ができませんでした。」という泉選手。
2回戦の相手は、岡山県代表の選手でした。全中2位の群馬県代表を破った勢いそのまま、泉選手との試合が始まります。
小柄で左構えということもあり、道着に手がかかり、自分の体勢になったところで、得意の内股にいきますが、さすが全国大会です。試合巧者相手は、そこをすかさず、内股すかしにきて、技ありをとられてしまいます。ポイントを先に取られると、このレベルの戦いでは、上手に試合をコントロールされ、惜敗となりました。
泉選手も、圧倒的な力の差をみせつけられたわけでもなく、修正点のみつかったようなので、次のインターハイでの雪辱に燃えているようです。
「武南に来ることになったら…柔道をやろう!」入学当初は、そんな軽い思いしか持っていなかった泉選手ですが、武南の頭を使う柔道にハマり、全国大会出場まで果たしました。もともと好きだった英語にも磨きをかけて、自らの成長を感じることのできる高校生活を送る泉選手に、武南高校柔道部に引き続き応援よろしくお願いします。