【柔道部】団体戦 準優勝!
柔道部 2024年06月25日
3年生、最後の団体戦、埼玉県大会が行われ、武南高校は 準優勝 になりました。
この大会は11月に行われた県新人大会の結果でシード権が決まります。
武南は新人戦3位だったので、1回戦はシードされ、
2回戦 県立川口高校相手に、5-0で勝利
3回戦 春日部共栄高校に、5-0で勝利しました。
ここまでの戦いには、インターハイ出場を決めているエース泉選手の代わりに1年生伊藤選手を起用し、伊藤選手はその期待に十分に応える試合内容で相手を圧倒しました。
準々決勝からは、エース泉選手が伊藤選手に代って入り、浦和高校に4-1で勝利しました。
準決勝の相手は、前の試合で負けている武蔵越生高校が相手でした。
リベンジの思いの強かった部員たちは、泉選手を中心に円陣を組み、「絶対、俺は取るから…大将友廣66kg級までに勝負を決めよう!」生徒たちが対戦プランを確かめ合っているのを聞いて、顧問の佐藤先生も、「たくましくなった。やってくれる!」と思ったそうです。
今回の団体戦は無差別5人による対戦で、体重さのある選手同士の戦いもみられます。また、武蔵越生高校は、中学時代県ベスト4だった選手を4枚揃える強豪です。
先鋒泉選手(73kg級)は90kg級の選手に押し勝ち、逃げる相手が指導3つで反則勝ちをおさめます。
次鋒田口選手(66kg級)の相手は全中4位だった同じ66kg級の選手でした。逃げることなく相手に挑み、引き分けとなります。
中堅中嶋選手(100超級)は、81kgの相手に袖釣り腰からの抑え込みで1本勝ち
副将守嶋選手(100超級)は、けんかよつの相手を押して、押して、場外に出し、さらに押したとこを肩車から、抑え込みで1本勝ち
ここで、リベンジ達成!決勝進出が決まります!!
大将友廣選手(66kg級)は100kgマイナス級の選手が相手でした。体重さが30キロもあると、最初は持ち堪えても、最後には豪快に投げられてしまうものですが、2年生友廣選手は、互角に渡りあい、試合終了ブザーと供に押し出されたのを指導とみなされ、僅差優勢負けとはなりましたが、今後につなぐ自信になったのでないでしょうか。
決勝の相手は王者埼玉栄高校です。
先鋒泉選手の相手は、81kgインターハイ出場を決めている選手でした。持ち手争いから、崩され倒れこんで起き上がるところを内股で技ありをとられ惜敗。
ここから、埼玉栄高校は、100kg級レベルの選手が続きます。
次鋒田口選手は、100kg級インターハイ出場を決めている選手に肩車で敗退。
中堅中嶋選手の相手は、インターハイに出る選手がいるので控えにまわっている選手ですが、合わせ技で敗退。
副将守嶋選手は、昨年度インターハイで優勝している選手との対戦で、縦四方固めで敗退。
大将友廣選手の相手も、100kgマイナス級の全国3位の選手で、合わせ技により敗退となりました。
中学時代から有名だった栄高校の選手と戦った武南の多くの生徒が、中学時代は1回戦負けの選手だったと言います。それが
「1戦、1戦力をつけていくのがわかって、たくましくも見え、チームとしてまとまっていった。ここ数年でも、一番、成長を感じることのできた」と顧問の佐藤先生も目を細めます。
3年生の多くは、ここで引退です。武南の伝統を繋げられるよう、後輩指導よろしくお願いします。そして、各自、次のステージでの活躍を期待しています。お疲れ様でした。
武南高校柔道部に興味を持った入部希望者は顧問の佐藤先生までお問い合わせください。