柔道選手権大会埼玉県予選
柔道部 2016年02月03日
第38回 全国高等学校柔道選手権大会 埼玉県予選にがありました。
この大会における団体戦のルールは、体重制限はなく、勝ち抜きで争われます。つまり、体の大きい選手を5枚揃えたチームが圧倒的に有利…ということになります。
秋の大会で南部地区2位だった武南高校は、東部1位の春日部東高校のいるやぐらに入りました。1回戦はシード、2回戦は桶川高校に4人残して勝ち、3回戦は、本庄高校に3人残して勝ちました。ベスト4をかけた準々決勝では、東部1位をやぶり波に乗る、大宮工業が相手でした。
先鋒73キロ級湊くんは、相手の同じく73キロ級の相手と引き分け
次鋒73キロ級中井くんは、同じく73キロ級の相手に押されてしまいます。
中堅に100越級の早船くんを武南高校は起用し、相手を力で圧倒しましたが
次の試合で相手もエースの100超級の選手があがり、負けてしまいます。
副将高橋くんが、相手のエースの動きを止めたものの引き分け
武南は大将90キロ級河村くんにみんなの思いが託されました。
河村くんの相手は、中学時代どうしても勝てなかった同じ中学の同級生、お互いよく知る畳の上以外では仲の良い間柄です。2人抜かなければ武南の勝はない状況の中、河村くんは、最初から相手を攻めて攻めて攻めたてます。河村くんの勝ちたいという思いが上回ったのでは…とも思えましたが…判定は引き分け。冬の大会、団体はベスト8となりました。
個人戦も行われました。
60級、66級、73級、81級、無差別級に分かれ、各地区上位8名(無差別級は9名)がエントリーされ競います。今年も圧倒的な強さを誇る王者埼玉栄高校に、どこまで迫れるか、一矢報いることができるのかが、各校共通の目標でもありました。
武南高校からは10名がエントリーしました。
60キロ級に増田くん、青木くん
66キロ級に山崎くん
73キロ級に中井くん、湊くん
81キロ級に樋澤くん、高橋くん
無差別級に早船くんと白田くんと河村くん
まずは、『全員1回戦突破!』を目標と掲げた武南高校チームは、期待通りに全員が1回戦を勝つことができ、
決勝で埼玉栄の選手と戦った高橋くんが準優勝、
お父さんも武南高校バレーボール部で活躍した山崎くんがベスト4に輝きました。
その他の選手も、増田くんがベスト16、青木くんがベスト8、中井くんがベスト8、湊くんはベスト8、樋澤くんがベスト16、早船くんはベスト16、白田くんはベスト16、河村くんがベスト8となり、ベスト8まで進んだのが3名、ベスト4が1名、準優勝が1名という、日頃の練習の成果が実を結ぶこととなりました。
次の5月の大会は関東大会出場がかかります。今回の成果をエネルギーにかえ精進続ける武南高校の選手達に、引き続き応援よろしくお願いします。