【アメフト部】激戦！全国大会まで「１ヤード」届かず。神奈川県代表に惜敗

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さて、10月20日（日）に全国大会出場をかけたプレーオフで神奈川県代表の鎌倉学園高校と対戦しました。

結果は

武南　0 - 7　鎌倉学園

で敗戦し、初の全国大会出場とはなりませんでした。

対戦相手は春季、神奈川県大会を優勝し関東大会3位に入る実力校でしたが、その相手に選手たちは最後まで果敢に挑みました！

多彩なオフェンスが得意で高い得点力を持つ鎌学に対し、ディフェンスを得意とする武南はロースコアのゲームに持っていきたいゲームプランニング。

そんな狙い通り、前半は武南の粘り強いディフェンスが躍動します。DT大原（卓球出身）がQBサックを決めると、DT齋藤（柔道出身）が中央から、そしてDE臼井（テニス出身）、内田（テニス出身）が側面から相手QBにプレッシャーをかけ、十分なパスを投げる時間を与えません。​

すると、相手のパスをFS山田（バレー出身）がインターセプト！武南が攻撃権を獲得します。

そして前半終盤、武南のオフェンスが徐々に前進していきます。

RB村岡（サッカー出身）、RB安田（サッカー出身）のランプレー。さらにランプレーのFAKEからTE折木（野球出身）にパスを通してロングゲイン！次はQB諏訪（サッカー出身）が自ら走り前進すると、WR高野（野球出身）へのパスも決まり、相手に的を絞らせないオフェンスで相手ゴール前に迫ります。

しかし、最後のところで止められ、それでも前半を0－0と狙い通りのロースコアゲームで折り返します。

後半に入り、鎌学の攻撃が激化。中央のランプレーをおとりにしながら、人数が手薄なサイドを攻略してきます。

LB上山（野球出身）、CB井上（野球出身）の好タックルもありましたが、最後はマンツーマンをはがされパスで失点。0－7と先制を許します。

しかし、ここから武南が反撃開始！ベンチを含め、下を向く選手・スタッフは誰もいませんでした。

QB諏訪のパスをWR西野（野球出身）がナイスキャッチでファーストダウンを獲得すると、QB諏訪が相手ディフェンスを右サイドに引き付け、空いた左サイドに流れの中で一人残っていたTE折木にパスを投じます！がら空きの左サイドを1年生G大久保（空手出身）のナイスブロックを使いながら走り、ロングゲイン！

WR高野へのパスも決まり、相手ゴール前５ヤードまで迫ります！これで得点すれば同点です。

試合終了まで残り2分。ゴールまであと5ヤード。ここで同点に追いつき、この流れのままに逆転を狙いたいところ。

RB村岡が2度走りゴールまで残り3ヤード。WR高野へのパスは成功するも、前進とはならず残り3ヤードのまま。そして運命の4thダウン。最後の攻撃です。

RB村岡のランFAKEからTE折木にパスを投じるふりでディフェンスをパスに反応させ、空いたスペースにQB諏訪が走り込みます！

相手にタックルされるも、そのまま前に倒れタッチダウン！！かと思われましたが、ゴールまでわずか届きませんでした。その距離、「1ヤード」。

攻撃権が相手に移り、そのまま時間を流され試合終了。0-7で敗戦となりました。

秋の大会まで残っていた3年生はこれで引退となります。受験勉強との両立、本当によく頑張りました。

この代は1年生の時に武南高校として初めての県ベスト4に入り、3年生の春には創部史上初の関東大会出場を果たしました。そして、最後の目標であった全国大会出場にはあと「1ヤード」届きませんでした。

しかし、胸を張ってほしいと思います。本当によく頑張りました。この悔しさを忘れず、まずは大学受験を、そして大学でもアメフトを続けたい選手が多いようなので大学で頑張ってもらいたいです。