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学校法人 武南学園 武南高等学校

【書道部】読売書法展入選!

書道部 2024年11月01日

 

日本三大書道展のひとつ、読売書法展に、3年連続、今年は3名が入選しました。

額装された作品が第一応接室に飾られました。

このところを、運動部に注目が集まることの多い武南高校ですが、文科系の部活の活躍に、校長先生もうれしそうで…

「おめでとう。読売展は大人も参加する大会で入選するなんて、すごいことですよ。おめでとう。」と褒めた後、「でも…書道部顧問の遠藤先生は怖くないですか?」と部員に笑顔で尋ねていらっしゃいました。

部員たちも、「怖くなんかないですよ」と笑いながら、部での楽しい様子を話してくれました。校長先生と生徒の微笑ましい会話を聞きながら、やる気のある生徒と指導力には定評のある顧問の先生が武南で出会い、見事な作品になったんだなと改めて思いました。

 

お父さんの影響で、小学校4年生の時に書道を始めたという粕谷さんは、少し流れのある字を描きます。

「私の場合、1枚仕上げるのに2時間はかかります。途中で気に入らない字を書いちゃうと、もう一度初めからやり直して…15枚ぐらいは…書いたと思います。今回の作品の中で一番気に入っているのが…この『華』という字です。」と、教えてくれました。

実は英語も得意で英検準1級を合格している粕谷さん、3年生なので、大学に進んでも、趣味で書道を続けていきたいそうです。

 

崩した書体が美しい土屋さんは、幼稚園の頃から書道を続けているのだそうです。話を聞いていた3人の中で、一番、事もなげに書いているというか…書道が生活の一部になっているようで…今回の入賞作品の良いところ、書道の面白さを、校長先生、教頭先生に、丁寧に話してくれました。「二つの漢字がつながっているところがお気に入り」なんだそうです。

部長の水野さんは、「部長として、恥ずかしい作品は残せない」…という、少しプレッシャーもあったそうで、「20枚は書いたと思います。1枚仕上げるのに、やっぱり1時間半はかけたかな~。それと…書いている作品は、否定的な文章はやめて、ポジティブな内容のものを選んでいます。」と教えてくれました。

ただ、悩みがあるようで、「書道部員は、現在10名。活動日は、月、火、水の週3日。今年の1年生は入部者が少なかったので、これからでもいいので、入部して欲しいです。」と、大きな大会の入賞者を、3年も連続して出している書道部の伝統の継承を考えているようでした。

 

 

最後は、今どきの女子校生らしいポーズで決めてくれました!

 

みなさんも、武南で書道部…いかがですか?