【特集】アメフト部~全国大会プレーオフまでの道のり~
アメリカンフットボール部 2024年11月08日
10月20日(日)に行われた全国大会プレーオフ(vs鎌倉学園高校(神奈川県3位))
惜しくも全国大会出場を逃したアメフト部(詳細はこちら)。それでも、神奈川県3位の強豪、鎌倉学園高校相手に健闘しました!
10月20日に行われた全国大会プレーオフについて、顧問の英保先生にインタビューしました。
ハーフタイムに戦術の修正
「5月の関東大会で神奈川県代表の法政大学第二高等学校に敗戦してから、もう一度、10月に予定されているプレーオフで神奈川県代表のチームと戦って、全国大会へ出場することが目標になりました。夏の練習は多くのチームと練習試合を通して、実践の中で多くの試合経験のない選手も出場しながら強化を図っていきました。途中、大きなけがをする者もなく、順調に強化できたかと思います。
今年の3年生はお世辞にも運動能力が高い、アメフトのセンスがある選手は残念ならがおりません。しかしながら、努力を重ね、うまくなっていきました。特に最後の夏休みは大きく成長した選手が多かったと思います。」
ディフェンスの最前線。奥からDE臼井(テニス出身)、DT大原(卓球出身)・齋藤(柔道出身)、DE内田(テニス出身)
「県大会の3位決定戦の栄東戦は何度も練習試合で対戦しているチームでお互いに手の内を知り尽くしている非常にやりにくい相手でした。前半の立ち上がりで2度ターンオーバーがあったりと特にオフェンスが落ち着かない状態が続きましたが、終わってみれば20―7で勝利を収めることができました。」
スピードが売りのRB安田(サッカー出身)
「プレーオフの相手は鎌倉学園高校。春の神奈川チャンピオンで関東大会3位の強豪校でした。点の取り合いになると試合にならないので、とにかくディフェンスは我慢を意識させて臨みました。プラン通り、ディフェンスはゲインされるものの相手のミスにも助けられなんとか4thダウンのパントに持ち込みました。オフェンスはこつこつとゲインを重ねるものの、こちらも得点を奪えず、前半を0対0で折り返しました。」
粘り強いディフェンスを見せる。左からLB折木(野球出身)、LB関根(アイスホッケー出身)、SS村岡(サッカー出身)
「後半、多彩な隊形から相手のオフェンスに対してアジャストが少しずつ遅れていき、最後はパスを決められてTDを奪われてしまいました。しかし、まだ1本差は十分に追いつける状況でした。そして、いよいよ最後の第4Qが始まりました。そこからようやくオフェンスにテンポが出てきました。そしてついに相手のG前まで進めて残り3ヤードでダウン更新になります。4回の攻撃で3ヤードは不可能ではありません。しかし、相手の気迫のこもったディフェンスの前に普通であれば奪えているはずのプレーも止められていよいよ4thダウン。最後はQBを外に展開させてTDを奪い、その後の2点コンバージョンで一気に逆転しようと道筋が見えましたが、残り30cmが奪えませんでした。」
OL内田(手前)とQB諏訪(奥/サッカー出身)
「試合後のハドルでは涙で声を詰まらせながら、引退する三年生がメッセージを話してくれました。「もっとこのチームでアメフトがしたかった。」「アメフト部を選んで楽しかった。後悔していません」など、こちらがジーンとくるような言葉を残してくれました。1年次、訳も分からず、グランドに連れていかれ、タッチフット大会が楽しくて騙されて入部した生徒たちは本当にたくましくなりました。これから、それぞれの進路に向かって頑張ってほしいと思います。大学でもぜひフットボールを続けてください。そして、またいつでも部に顔を出してください。
3年生、お疲れさまでした。全国大会出場は来年必ず、達成します。3年間、ありがとう。」
敵陣に一気に攻め込むTE折木
中間テストが明けて、現在は新チームになり、春の大会へ向けてスタートしています。うれしいことに入部希望者が体験に来てくれて、「クラスメイトに誘われて面白そうなので体験に来ました。」「このまま帰宅部で何もしない刺激のない高校生活は嫌だから」などの言葉を話していました。「アメフト面白かった。入部してよかった。充実した高校生活を送れた。」と思って卒業してもらえるようにこちらも指導していきたいと思います。
アメフト部 顧問 英保洋介
インターセプトでピンチを救うFS山田(バレーボール出身)
春季大会で初の関東大会出場を果たしたアメフト部。
秋大会では惜しくも全国大会までは届きませんでしたが、来年以降の出場に期待です!
最後に部員からメッセージが届いているので紹介します。
「アメフト部は高校1年生・2年生の途中入部を大歓迎しています!アメフトは人数が多いほど有利なスポーツだからです。ちょうど先週、高校1年生の新しい仲間が入部しました!まだまだ大募集中なので、一度ぜひ体験に来てください。待ってます!」
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現在最も勢いのある部活の一つであるアメフト部、この調子でがんばれ!!応援しています。