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学校法人 武南学園 武南高等学校

【柔道部】9大会連続16回目の関東大会へ

柔道部 2025年05月17日

 

9大会連続16回目の関東大会へ

関東高等学校柔道大会埼玉県予選が行われ、本校柔道部は9大会連続16回目の関東大会出場を決めました。絶対エースがいた昨年度と違い、今年のチームは1年生の頑張りに期待せざるをえない状況ということもあって、「久々にウルっときた。関東大会や、インターハイに出場するのはもちろんうれしいけど、今年は苦しい中で生徒たちががんばって勝ち切れたということもあって、これまででも1、2番なぐらいうれしかったでんですよ。」と顧問の佐藤先生はうれしそうに語ってくれました。

 

今年の武南の団体戦メンバーは、前3人(73キロ以下)が

友廣選手73kg(3年)、佐藤選手66kg(3年)、長田選手73kg(3年)、

後ろの2人(無差別)が

伊藤選手100マイナスkg2年、森脇選手81kg1年

リザーブに1年吉田選手という布陣で戦いました。

 

●南部地区大会

南部地区大会では、決勝リーグで4校(埼玉栄、大宮工業、上尾鷹の台、武南)で順位を争いました。

大宮工業戦

佐藤選手〇有効

友廣選手〇ワザありを取られてからの最後大逆転の1本勝ち

長田選手×場外かと思われたのですが投げられ…1本負け

伊藤選手 引き分け

森脇選手 相手3年生エースに対し、よく粘り全力で引き分けに持ち込みました。

 

上尾鷹の台高校戦

佐藤選手×

友廣選手〇 1本勝ち

長田選手〇 わざあり

伊藤選手〇 1本勝ち

森脇選手× 

 

埼玉栄との戦いは前半リードするという展開となりました。

佐藤選手×有効を取られ負け

友廣選手〇この4月から解禁となったベアハッグで1本勝ち

長田選手〇指導を3回取って勝ち

伊藤選手×1本負け

森脇選手×1本負け

 

結果、武南高校は南部地区2位で県大会出場となりました。

 

●県大会

埼玉県大会では、東部地区1位の春日部高校のいるやぐらに武南は入り

1回戦鷲宮に5-0で勝ち

2回戦西部地区3位のふじみの高校との対戦となりました。

先鋒の友廣選手〇 有効

次鋒の佐藤選手  引き分け

中堅の長田選手  引き分け

副将の伊藤選手  まさかの引き分け 

大将の森脇選手× 1本負けを喫してしまいます。

1年生の、しかも81kgの大将戦までに勝ち切る作戦だったのですが…2回戦敗退…関東大会出場黄色信号です!

そして、戦ったふじみ野高校が4位で関東大会出場を決めたこともあり、武南は敗者復活戦に臨むことになります。

敗者復活戦1回戦は

県立川越高校5―0

2回戦、東部地区1位の春日部高校に4-1

そして、関東大会出場をかけて、今年、前評判の高い熊谷商業高校との1戦を迎えました。

先鋒の友廣選手〇 は一方的に攻め続け、相手が一瞬気を抜いたところをベアハッグで1本勝ち

次鋒の佐藤選手  引き分け

中堅の長田選手  内股すかしでワザありとコールされますが、VTRで判定が無効に。再度同じような展開になりますが、またしでも、VTR判定で無効となりまさかの引き分け

副将の伊藤選手  まさかの引き分け 

最後に1年生大将に関東の切符を託すことになります。エース佐藤選手に決定戦になったら勝負に行けというアドバイスも飛ぶ中、試合が始まります。

大将の森脇選手〇 1年生森脇選手は相手エースに物怖じすることもなく、なんと…開始25秒。払い腰で1本勝ちを収めます。

おおおおお~!!!!!

9大会連続16回目の関東大会出場です!!!

「うるっときた~!」…佐藤先生の目からも涙です。

関東大会を決めた武南高校が順位決めの試合で、再び、上尾鷹の台高校と戦いました。

すでに、関東大会は決まっているとはいえ、7位で行くのと、8位でいくのでは、関東大会でどこのやぐらに入るかが違ってきます。7位だと他県2位のやぐらへ、8位だと他県1位のやぐらに入ることになります。

気を引き締め直して戦いに臨みます。

友廣選手 引き分け

佐藤選手〇

ここで、長田選手に代って、1年生吉田選手を使いました。吉田選手は大会前の武南高校内予選会優勝した、勢いのある選手です。

吉田選手〇 畳の上にあがった吉田選手は、強気で攻めていき…なんと、有効2つとって勝ちました。

伊藤選手  引き分け

そして、大将森脇選手にとっては2度目となる上尾鷹の台高校のエースとのリベンジ対決となります。

森脇選手〇 強気に攻めてくる相手選手。強引に大外刈り?で倒そうとしてきたところを森脇選手はこらえ、相手がさらに体制と整えて倒しにきたところを、くるりと体制を入れ直し、相手の全体重のかかった足を左足でかりあげ、みごとな1本勝ちを収めます。きれいな1本勝ちでした。

『9大会連続16回目の関東大会』

その重さ、すごさを、あらためて感じることのできた感動的な戦いでした。

柔道部のみなさん、関東大会出場おめでとうございます。

引き続き武南高校柔道部への応援をよろしくお願いします。

 

武南高校柔道部に興味をもった中学生のみなさんは顧問の佐藤先生までご連絡ください。

一緒に柔道部を盛り上げていきましょう。