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学校法人 武南学園 武南高等学校

柔道部 インターハイ 個人戦 県大会

柔道部 2016年06月07日

                                 (写真左から 河村くん 白田くん 國松くん)

平成28年度 学徒総合体育大会兼全国高等学校柔道大会予選会 

 

インターハイにつながる県予選会個人戦が行われました。この大会には各地区、各階級ベスト8の選手たちが参加する大会です。武南からは、県内最多14名が出場を果たし、73kg級國松くん、90kg級河村くん、100kg級白田くんが第3位入賞という輝かしい戦績を残すことができ、また、ベスト8進出も3名と武南の選手たちの健闘が光ました。

一人一人のこれまでの”柔らの道ストーリー”を聴いてみると…今回3位入賞を果たした3名にしても、中学校での成績は県大会に出場できるかどうかだったと言います。それが、武南高校柔道部に入部し、3年間で鍛えられ、見事に成果を納めることができました。

河村くんは中学時代の部活では5~6番手の選手だったといいます。それでも厳しい練習に耐え、大会で同じ中学のライバルとぶつかり競いあって力をつけ、3位に入賞を果たすことができました。

主将でチームのムードメーカーとしてチームをまとめてきた白田くんは、東部地区2位、北部地区1位の選手に一本勝ちしての3位入賞です。

そして、「中学時代の柔道部の仲間とは違う高校に進学して戦ってみたい!」…そういう思いで武南高校のオープンスクールで柔道部の練習会に参加し、武南入学を決めた所沢市立上山口中学出身の國松くんにいたっては、やっと自分たちの代になったという2年の秋に肘を負傷し手術を余儀なくされたそうです。精神的にも苦しかった冬のリハビリを乗り越えて、やっと今大会に出場することができました。そして迎えた今大会、西部地区2位の選手と16分にわたる死闘の末、勝利を納め、続く試合では東部地区1位の選手に勝って3位入賞を果たしたというのです。

教え子の成長をうれしそうに語る顧問の佐藤先生の話を聞いていると、試合で相手に勝っただけでなく、彼らは自分自身との闘いにも勝ち、また、相手を投げ続けてきたけれど、勝ちたいという気持ちは投げ出さない強い心を彼らはこの3年間、育んできたんだな~と気づかされました。

武南高校柔道部…強さと優しさのある良いクラブになってきました。

 

<出場選手の結果>

60kg級 増田くん 2回戦敗退

73kg級 中井くん 2回戦敗退

73kg級 湊くん 2回戦敗退

73kg級 山崎くん 2回戦敗退

81kg級 高橋くん 2回戦敗退

81kg級 樋澤くん 初戦敗退

81kg級 奥山くん ベスト8

90kg級 中野くん ベスト8

100kg級 肥田くん 初戦敗退

100kg級 早乙女くん べスト8

100kg超級 早船くん ベスト8