真に健全で個性豊かな人間教育の樹立

学校法人 武南学園 武南高等学校

柔道部 関東大会

柔道部 2016年06月10日

 

第44回 関東高等学校柔道大会 団体戦が行われました。

開会セレモニーでは、いくぶん緊張しているのが、選手たちの表情からうかがえました。

 

 

埼玉県予選10位で、8回目の関東大会出場決めた武南高校初戦の相手は…栃木県大会1位の白鷗大付属足利高校でした。

関東大会の団体戦は、73kg以下が3名 無差別級が2名 というルールで行われます。

「おりゃ~」

自らに気合を入れて、選手たちは相手に向かっていきました。

 

 

県大会10位通過の武南が、栃木県チャンピオンの強豪白鷗大付属足利高校にどういう戦いを臨むのか…。

会場の注目を集める中、試合が始まりました。

先鋒 湊くんが引き分け

次鋒 中井くんが、指導ポイントを2つ差を付け、優勢勝ちか…というところまで追い込んだのですが、後半、相手の必死の追い上げに差を詰められ引き分け

中堅 國松くんは、相手の軽量級のエースに投げられてしまい…一本負け

副将 髙橋、くんは、健闘したものの大きな相手を崩すことができず…引き分け

あとのなくなった大将 白田くんは、自分より大きな相手に果敢に攻めていきますが…防御が甘くなったところを返されてしまい… 

残念ながら、1回戦敗退となりました。

白鷗足利高校が、その後、2回戦を4-0、準々決勝を3-0、と勝ち進み、準決勝では国士舘高校に2-3で惜敗だったことを考えると

武南高校の選手たちの健闘が、彼らを本気にさせたのかもしれません。

 

試合会場には、部員たちの担任の先生も応援にかけつけました。

 

 

柔道部5名の担任…新田先生です。

『奇跡を誘うクラス』 

クラスのキャッチフレーズを教室に掲げ、ケジメのある温かいクラス運営をしてきた先生の登場に、部員達は武南での3年間の絆を感じているようでした。

新田先生のクラスは団結力のある素晴らしいまとまりを魅せてくれるクラスなのですが、そのベースをしっかりと支えているのは、言うまでもなく、新田先生ご自身です。先生は、毎朝、教室をきちんと整理し、生徒達のフィジカル面に気を配るだけでなく、居心地の良い空間を意識的に作ることによって、生徒達のメンタル面もサポートしてこられました。こういう温かいクラスで3年間過ごしてきたからこそ、大会でも良い成果をあげることができるわけなんですね。

 

 

こちらが今回の登録メンバー

関東大会での健闘が、後輩たちにも刺激になり、来年こそ…という日々の頑張りつながり、部の伝統になっていくはずです。

 

 

多くの方々に応援にかけつけていただきました。

ありがとうございました。

インターハイ出場をかけた最後の団体戦があります。

悔いを残さず、怪我することなく、頑張ってください。