真に健全で個性豊かな人間教育の樹立

学校法人 武南学園 武南高等学校

JUMP!JUMP!JUMP!&HURDLE!

陸上競技部 2016年06月14日

JUMP!JUMP!JUMP!&HURDLE!①

 GWも明けきらぬ、5月7日(土)から10日(火)まで、夏の岡山インターハイへと続く埼玉県高等学校陸上競技選手権大会が開催されました。埼玉県大会は毎年、47都道府県予選会で、最も早く開催されるのですが、本年も全国のトップを切って4日間、熱い戦いが繰り広げられました。

 今年は、その前哨戦となる南部地区大会から、ある程度やれる雰囲気にありましたが、8種目で入賞、そして4種目5名の関東大会出場が決まりました。

 初日、まずはキャプテン齋藤隼(3年)が男子走幅跳に出場。南部地区大会で自己新となる7m20を跳び、全県でも1位のランキング、この時点で全国でもTOP10に入っており、優勝候補としての出場でした。しかし、そこは県大会。やはり各地区の強豪が集まり簡単には勝たせてはもらえません。1回目の試技で6m84を跳び、3位につけ、まずまずの出だし。しかし、その後の2回目、3回目がファール。その間に、他の選手も距離を伸ばし、いつの間にか6位まで順位を落としていました。毎年、言っていますが、高校の陸上競技は県大会で6位以内(競歩・混成などの一部種目は4位まで)に入らないと関東大会へ進めません。関東大会へ進めないと自動的にインターハイへも出場できません。関東予選とインターハイ予選が別の競技とは違い、1回の失敗、敗戦で全国への道が閉ざされてしまうのです。したがって、齋藤もここで6位に入らないと、自動的に県予選で敗退が決まってしまいます。何とかTOP8に入り、ここから8人による、残り3本の競技開始です。4回目、距離をわずかに伸ばし6m85。しかし、順位は変わらず、以前6位。早く安全圏に入りたいところでしたが、薄氷を踏むような、綱渡りが続きます。そのピークは5回目の試技に入った所でした。それまで8番手の選手が、齋藤の記録を上回り、この時点で7位転落。自力で逆転するしかない状況に追い込まれます。気落ちしたのか、5回目の試技は、この日、一番、悪い跳躍でした。残り1回。断崖絶壁に追い込まれました。この時点で6位の選手の記録は6m91。これを超えなければなりません。この日は、どうも、気持ちばかりが焦っているようで、またライバルに良い記録を出され、自分の跳躍ができず、イライラしている感じが見受けられました。心と体が一致してしていないように思えました。日々の練習では、碓井先生が指導をしているので、私はあまりコーチングしていません。しかし、この日は碓井先生が投擲競技の審判に入っており、指示も出せません。追い詰められた、最後の跳躍の前にアドバイスをしなくてはいけませんが、専門的なアドバイスをして混乱させるよりは、気持ちを静めることのほうが良いと思い、心に静かに火をつけさせました。ピットに入る時の顔は、今までの5本よりも集中していました。そして、闘志を内に秘めた良い表情でした。私自身も、それまでの“まずいな、6位に入らないかも”という思いから、“やってくれる、大丈夫だ”という思いに、切り替わりました。運命の6本目、鋭い助走から完璧に踏切板をとらえ、高く大きな弧を描いた跳躍は、目測でも7mを超えていました。優勝選手の7m21までは届きませんでしたが、3位へと大きく順位をあげる7m06の会心の跳躍でした。その後は、全選手、距離を伸ばすことができず競技終了。県大会3位で関東出場、そして武南高校自体も初日の最初の種目で関東大会が決まり、チームに勢いをつけてくれました。

 

JUMP!JUMP!JUMP!&HURDLE!②

 齋藤隼の激闘、冷めやらぬ中、ハイジャンプのピットでは小池芽生(2年)の女子走高跳も佳境を迎えていました。競技自体は男子走幅跳より先に始まっていましたが、走高跳の方が一つの高さに3回までの試技が認められるため、競技時間がかかります。小池は1m40、45、50、55、58までパスして1m61から競技を開始するので、競技開始後1時間以上たっても自分の最初の高さになりません。したがってあとから始まった男子走幅跳のTOP8が決まり、激闘開始の頃、ようやく小池も最初の高さにチャレンジしました。

 3月の日本ジュニア室内大阪で、室内とは言え、すでに1m65を跳び、全国8位入賞の好スタートを切っており、県大会前の南部地区も2位ながら1m64とまずまずの記録で、この県大会に臨みました。

 夏のインターハイで全国入賞、それも上位での入賞を今年の目標にしている小池にとって、この県大会は単なる県大会ではありません。埼玉県内に3年前の全国中学で優勝したチャンピオンで、この2年間、県でもチャンピオンを守り続けている選手が1学年上にいるのです。その選手と良い勝負をしていかなければ、全国での優勝はおろか上位入賞もありません。昨年、秋の県新人大会では小池があと1歩という所まで、チャンピオンを追い詰めましたが、最後の最後で、意地を見せつけられ準優勝に終わりました。それだけに、ここは何としても、この県内無敵のチャンピオンに勝って、優勝して関東を決めたいところでした。

  ようやく始まった1m61は1回で見事にクリア。そしてライバル選手も同じ1m61から始めて1回でクリア。結局、そのあと1m61を跳んだのが小池を含めて5名。こちらは、あっけなく最初の高さを跳んで、とりあえず関東大会は決まりました。

 問題はここからです。1位優勝で県チャンピオンとして関東に出場するのか、それとも負けて2位、あるいは3位から5位で行くのか、そして自己記録の1m70を超えて自己新をマークできるのかに焦点が移ります。続く1m64、ここも難なく1本目でクリア。そして優勝候補の選手もやはり1本目でクリア。ここで2人が脱落し、3位以内決定。バーはさらに3㎝アップの1m67。まず一人目の選手が落とします。続いて、小池。ここで1本目でクリアして、相手にプレッシャーをかけておきたいところです。見事にクリア!ここまで3本跳んでノーミスのパーフェクトな試合運び。しかし、相手はやはり全国の頂点に立った選手で、今年、やはり中学に続いて高校日本一も狙っている選手。しっかりと小池の跳躍に併せてきます。1m67を1本目にクリア。結局、この1m67でを跳んだのは小池と優勝候補の選手2人のみ。戦前の予想通りのマッチレースになるかと思われましたが、決着は次の1m70でつきました。小池、自己タイの1m70を、この日は3本とも失敗。競技終了。悔しいですが準優勝でした。相手は2本目にクリアし優勝決定。その後、1m73、1m75とさらに記録を伸ばして3連覇に華を添えました。

 この日は、相手の方が1枚上手でした。しかし、小池も少しずつですが助走、跳躍にキレが戻ってきました。県大会で勝利をしたかったのは事実ですが、今年3月に卒業した横山隆也ハイジャンプコーチも、ピークはインターハイに持っていきますと言っているように、まだまだ、仕上がりきってはいない状態です。あくまで県大会は通過点。次の関東では、さらに高い跳躍を見せてくれるはずです。初日、まずはJUMPチームが2種目入賞と幸先良いスタートを切ってくれました。

 

JUMP!JUMP!JUMP!&HURDLE!③

 女子走高跳2位、男子走幅跳3位と順調なスタートを切った“JUMP”TEAM。しかし、二人とも優勝を狙っていただけに、関東決定も、やや残念でした。男子走高跳に優勝の期待がかかりました。4月の南部地区で2m04という好記録・自己新をマークして齋藤同様に全県トップのランキングで臨む森山健太(2年)、そして1年生ながら、入学早々、自己新記録となる1m99をマークしている秋山智也(1年)。両名、自己記録を跳べば例年なら二人とも6位以内、関東大会出場はほぼ間違いないのですが、是非、ワンツーをとの思いを込めて送り出しました。

  60名近くの選手が出場し、全体の最初の高さは1m75のため、女子同様、森山も秋山も最初の自分の競技開始の高さまで、時間がかかりました。また、小雨もぱらつき、少し肌寒いコンディションになってきました。秋山は1m85から、森山は1m90を最初の高さに選択。1m80が終わった時点で20名余りに絞られ、1m85にバーが上がり秋山はここから始動。1回目、ここまで待たされた影響もなく、軽くクリア。調子は良さそうです。この高さを最初の1回目でクリアしたのが10名。2回目は誰も跳べず。3回目に2人がクリアして、結局12名が成功。そして森山ら3名がまだパスをしており、次の1m90の高さに15名の選手が挑むことになりました。例年、この1m90くらいからが関東大会出場がかかる高さになり、白熱してくるところです。その1m90になると、やはり1本目、跳べる者が少なくなってきました。秋山の跳躍順は最後から3番目、森山は最終跳躍者なのですが、秋山に回って来た時には3名しかクリアした選手がいませんでした。したがってここで1本目にクリアすると俄然、有利になってくるのですが、残念ながら1本目失敗。そして一人挟んで、森山がこの日最初の跳躍。軽く超えてくれると信じていたのですが、失敗。二人とも1m90の1回目を失敗し、2回目試技へ。1m90、1回目にクリアしたのは4名の選手のみでした。2回目、まずは秋山が1回目の失敗をきちんと修正して成功。リズムがあってきました。そして、森山。何と失敗。予想もしていなかった2回失敗で、いきなり追い込まれます。次の3回目に失敗すれば、インターハイどころか、関東大会もありません。2m04の記録は全国でもTOP10に入っており、2年生だけに限っていえば、この時点で全国TOPです。しかし、高校の陸上競技、このインターハイへの路線は勝ち抜き戦です。ですから、たとえ全国1位の記録を持っていても都道府県予選会で6位に入らなければ、全国への道は閉ざされています。今、その道が閉ざされかかってしまっている状況です。3本目に入り、2回失敗した選手が試技を開始しますが、5人連続でバーを落とし一人も跳べません。いよいよ森山の3回目です。見ている方も、応援している部員も緊張の中での跳躍です。そして跳ぼうとしている本人も緊張したと思います。その3本目は力強い踏切から、大きくアーチを描き、クリア!次の1m93への挑戦権を得ました。この時点で残り10人。まだまだ予断を許しません。今年は特に、埼玉県に力のある走高跳の選手が多いので、6位入賞は1m96から1m93の1回目クリアくらいかなと予想していましたが、どうやら次の1m93の1回目が大きな勝負の分かれ目になりそうです。そして雨も強くなってきました。コンディションも悪くなりますので、ますます次の1m93を1回目でクリアするとグッと関東大会が近くなりそうです。そして、この勝負所での駆け引きが走高跳という競技の面白さでもあるのですが、森山はこの1m93を強気にパスをして一気に1m96に挑むことにしました。1m90を3回目で跳んだので、確実に1m93を跳んでリズムを戻すと思ったのですが、あえて1m93をパスしました。これが、他の選手に心理的影響を与えのかどうかはわかりませんが、勝負所と思われた1m93の1回目は軒並み7人が失敗。秋山の前まで誰一人として跳べず、秋山の試技を迎えました。跳べば、一気に関東への出場が濃厚です。その跳躍は見事に成功。スタンドがドッと湧きます。結局1m93の1回目は秋山以外にもう1人しか跳べませんでした。そして、その後4人が、残りの2回で跳び、合計6名+パスの森山で7人が1m96にチャレンジする形になりました。パスはしましたが、森山以外は1m93を跳んでいますので、次の1m96を仮に全員が跳べないと、森山の7位以下が確定です。森山は自力で1m96を跳ばないと脱落というサバイバルな展開になりました。その1m96はパスする者もおらず、全員が挑みます。この高さが関東を決める高さになりました。1回目、全員失敗。スタンドの空気も重たい雰囲気になってきました。2回目も3者連続失敗。そして秋山の前の坂戸西高校の選手が初めて成功。目前で跳ばれた秋山の2回目は失敗。残されたチャンスはあと1回。そして跳ばなければならない森山の2回目、素晴らしい跳躍でした。バーの上を大きく越えるジャンプ。ここまで劣勢だった展開を逆転、一気に甦り、優勝を狙える位置まであがってきました。2回目は結局、2人だけが成功。運命の3回目。1人目の選手の失敗で武南の2人の関東出場は決定しました。プレッシャーのかかる場面で、皆、思うような跳躍ができず失敗が続きました。そして、秋山の3回目、見事成功!そしてこの1m96が終わった時点で3名の選手が残り、そのうちの2名が森山・秋山となりました。あとはワンツーになるか優勝・3位になるか、それとも優勝を逃し、2位・3位になるかです。そしてここでも駆け引きがありました。最初の跳躍者である坂戸西の選手は1m99をパス!2m02に勝負をかけてきました。秋山は素直に1m99に挑戦。1回目は惜しくも失敗。続いて森山の1回目、やはり失敗。ここで森山も優勝のために勝負をかけます。残り2回をパスして2m02へ。この場合、2m02の試技は2回しか認められません。三者三様の思惑が絡み、いよいよクライマックスです。秋山の1m99、3回目。この高さは自己記録タイです。ですから跳べない高さではありません。しかし、1年生で優勝のかかるこの場面、しかも関東大会は決定しています。さらに降り続く雨。何重にもなる緊張と、そしてその緊張や集中力が切れそうな状況の中、この1年生がやりました!見事な跳躍でクリアし、上級生2人にプレッシャーをかけます。1年生優勝をグッと近づける会心のJUMPです。

 そして2m02にバーがあがります。結論を言うと、三人とも2m02を超えられませんでした。したがって優勝秋山1m99、3位森山1m96となりました。森山は2位の選手と同記録でしたが、最初の1m90の2回失敗が2位の選手との差になり順位を落としました。今年の優勝記録が2mを超えなかったのは少々残念でしたが、1年生男子の県大会優勝は素晴らしいです。長い武南高校陸上競技部の歴史でも、初、まさに快挙です。幾多の先輩達も達成できなかったことをやってのけるあたり、このルーキー、大物になる可能性があります。一方、2m04の記録を持ちながら、3位に敗れた森山も関東大会では、当然、巻き返し、リベンジの戦いとなります。関東でも2人共に優勝争い、そしてインターハイ出場をつかんで欲しいと思います。競技終了後、この日、走高跳の審判をしていただき、一番近くで2人の跳躍を見ていた、本校卒業生で現在の埼玉県高校記録2m15の記録を持つ、渡邊隆宏先生に挨拶に行ってアドバイスを受けている姿が大変、印象的でした。いずれは、渡邊先輩の持つ、2m15に迫り、追い抜いて欲しいものです。その時は全国の頂点も見えてくるはずです。

 

JUMP!JUMP!JUMP!&HURDLE!④

 ここまでJUMP TEAMの活躍を振り返ってきましたが、今シーズンはトラック陣も県大会でそこそこの活躍をしましたが、何しろ、今年の埼玉のスプリントのレベルが高く、結局、男子400m7位、男子4×100R8位、男子4×400R8位、女子100mハードル8位と、トラック陣は決勝まで行きながら関東を逃す苦い、辛い戦いが続きました。その中で、男子400ハードルで後藤レンズダレル(3年)が意地を見せて優勝。トラック陣唯一の関東出場を決めました。

  中学時代、全国大会に出場し、高校でもその活躍を期待されながら、1年生、2年生と、この二年間は、様々なアクシデントや怪我、そして本人の意識の甘さから、活躍できないまま最終学年を迎えました。県内の同期のライバル達が活躍する中で、後藤は終わったとの声も聞こえてきました。そんな屈辱的な状況の中、彼をもう一度復活させなければという強い思いを持って、去年の冬から今年の春にかけて、鍛え上げてきました。しかし、いかんせん、実戦から遠ざかっており、また、400Hの競技実績もほとんどないまま、ラストシーズンを迎えました。本人も、指導者も、暗闇の中、かすかな光が差す方向へ必死にもがくように手を伸ばして進んでいる日々でした。

ようやく、一筋の光から、輝かしい大きな光の輪の広がりへと確信したのは、4月の南部地区大会での400mH優勝と、この県大会直前の記録会での400mでの自己新記録の好走でした。県大会で、もう一度、彼の中学校時代の指定席であった、県チャンピオンの座に返り咲く、その準備は整いました。それくらいの仕上がりで、臨みました。

 この400Hは1日のうちに予選・準決勝・決勝の3本を走らなければなりません。しかも、前日、400mリレーの予選・準決勝を走り、400H決勝のあとに、リレーの決勝も控えているハードなスケジュールです。したがって、予選はとにかく省エネで、準決勝へ通過するだけで良いとの指示でしたが、その通りに、組で2着に入り、準決勝へ。この準決勝は、決勝で優勝を狙う為には1着で通過して、真ん中の、良いレーンを獲らなければならないので、確実に1着で来なさいとの指示でしたが、危なげなく1着。全選手中、ただ1人54秒台のタイムで、いよいよファイナルへ。400Hは、やはり、技術・経験がものを言う種目で、8人の決勝進出者のうち、7人が3年生でした。その中には、中学時代からのライバルもいました。負けられない戦い、彼に招集所の所でかけた言葉は、“県の400Hのチャンピオンは、先生とお前の入学からの約束だぞ”それだけでした。あとは、ミスさえなければ勝ってくれると信じて送り出しました。

映像はこちらです。

6レーンからのスタート。ピストルにあわせて良い反応でした。1台目の入りも悪くない、カーブの出口から2台目もまずまず。ところが直線に入り、3台目の着地でバランスを崩すと、そこからペースがあがらず、4台目も不安定な着地で完全に遅れをとりました。半分通過となる5台目を超えた時点では、後藤の6レーンに対して、4レーンの最大のライバル選手に完全に前に出られてしまいます。この時点では優勝どころか、ズルズル落っこちてきて、6位もはずしてしまうのではないかと思うような危機でした。第3コーナーから第4コーナーにかけての6台目、7台目ではさらに差が開き、直線に入る手前の8台目では4番手まで落ちてしまいます。この時点では私も優勝をほぼ諦めかけていました。しかし、諦めていなかったのは後藤本人でした。残り100m、ハードルはあと2台。9台目で、前に出られたアウトレーンの選手2人を一気に交わし、やや脚が止まりかけた先頭を行くライバルに襲いかかります。最後の10台目を超えたところでは、まだ2番手でですが、10台目を超えた時の勢いが全然違います。前半のリズムの悪さがウソのように、後半は素晴らしいリズム、ハードリングでした。遂に、残り10mの所で逆転、先頭に立ちゴールイン。見事に優勝を飾り、約束を果たしました。嬉しさよりもホッとした方が強かったのですが、この2年間の苦労を知っているだけに、やはり嬉しいものがありました。

また、400Hはインターハイで採用されてから、まだ40数年しかたっておらず、他の種目よりも歴史が浅く、埼玉県の学校総合体育大会でも同様です。その中で、武南高校陸上部の400Hは昨年の定常に続いて、2年連続6人目の埼玉県高校チャンピオンを生みました。この6度目の優勝は県内の高校でも歴代最多の数となり、文字通り“400Hの武南”をタイトル上でも実現しました。まだまだ7回、8回、そして10回以上を目指していくと共に、埼玉県内だけでなく全国の頂点を目標に頑張ります。

 

 以上、大変、遅くなりましたが、1ヶ月前の県大会についてのレポートです。そして今週金曜日からは、いよいよ、この5名の選手が岡山インターハイを目指して東京・駒沢オリンピック公園陸上競技場で、最後の関門となる、関東大会へ出場します。我々の目標は5名全員のインターハイ出場です。

 

“JUMP!JUMP!JUMP!&HURDLE!”跳んで跳んで跳んで、そして超えてみせます。インターハイという大きな舞台がまっている最後の壁を!

 

なお、関東高校の出場者と日程です。

6月17日(金) 男子走幅跳  齋藤 隼 (3年)

                    女子走高跳  小池 芽生(2年)

6月18日(土)  男子400H  後藤レンズダレル(3年)

6月19日(日)  男子走高跳    森山 健太(2年)

                                     秋山 智也(1年)