学校総合体育大会兼全国高等学校柔道大会県予選会
柔道部 2016年06月23日
インターハイ出場をかけた団体戦が行われ、武南高校柔道部は3位となりました。
新人戦で3位だった武南は、王者埼玉栄高校と反対側のトーナメントの山に入ります。武南高校は…
1回戦
滑川総合高校に0-5
東京農大3校に0-5
川口工業に0-4
と順調に勝ち上がります。
準々決勝では、南部地区4位の大宮東を倒し波に乗る本庄東高校に0-3
迎えた準決勝では、ライバル武蔵越生高校が相手です。
張り詰める緊張の中試合が始まります。
先鋒 白田くんがチャンスをものにし、寝技で1本勝ち
次鋒 湊くんは健闘したものの優勢負け
中堅 髙橋くんは相手の絶対エースに浮落で持っていかれてしまいます。
2-1の劣勢で迎えた副将戦
ここで、気合一発!副将 早船くんが小外掛けで綺麗な1本勝ち!
おおおおおおおお~!!!
2-2ですが、決まり手で武南優勢となります。
「大将戦引き分けでも決勝進出かぁ~!」
いやがおうでも盛り上がります。
…そして、迎えた大将戦
武南の大将 河村くんは果敢に攻め、有効を取り、これで武南の勝利が見えた!
…と思った、その時、
河村くんの膝が悲鳴をあげます。
うわぁ~!!!
内側靭帯を損傷してしまったのです。
膝を襲う激痛と…こんなところで怪我かよっという悔しさに顔を歪めながら…
それでも、必死に相手に向かう河村くんでしたが…
無念
合わせ技一本負けとなってしまいました。
試合後、保健室に運ばれる河村くん…これまで多くの場面で武南のピンチを救ってきましたが…後輩たちに決勝進出という宿題を残すこととなりました。
河村くんに勝った相手は、決勝で、埼玉栄高校の全国チャンピオンも大外刈り返しで豪快に1本勝ちしたところをみると、河村くんとの一戦で勢いがついたのかもしれません。
関東ジュニア大会が7月10日にありますが、今回の試合で多くの3年生は引退となります。厳しい練習によく耐えてきました。こんな厳しかったことはなかった…。負けてあんなに悔しかったこともなかったし、勝って涙がでそうになるほどうれしかったこともなかった…。だから、きっと、この3年間の経験が…これからの人生でも支えになってくれることとなるのでしょう。
さぁ~今度は『進路』を決めるもうひとつの闘いです。自分の希望する進路に進めるように、1本勝ち、合わせ技、優勢勝ちでも…なんでもいいので、しつこくしつこく、ねばってねばって、果敢に攻めて…納得のいく進路を決めて欲しいです。柔道部のみなさんの、畳を降りてからの戦いにも期待です。
<告知>
武南高校柔道部では、先輩達がやり残した、「団体で決勝進出、全国大会出場」の宿題を一緒にやってくれる新入部員を募集しています。興味のある方は、顧問佐藤までご連絡ください。