アメリカ研修 2019
2019/03/12
武南高等学校 アメリカ研修 報告(3/11)
今朝は昨日の雪から辺り一面がさらに雪景色と変わりまるで真冬のような景色となっていました。今日からWoodstock Academy での研修が始まります。生徒は昨日一日ホストファミリーと過ごした後での登校初日となります。なおアメリカでは昨日夜中にサマータイムに変わって1 時間時計を進める事になっています。したがって時計を変えることを忘れてしまうと時間を間違えて遅刻となってしまいます。先生も生徒の普段の学校生活の様子から全員が遅れることなく揃うか心配でしたが、なんと集合時間の7 時半には全員が集合場所の講堂に登校することができました。ただし1 名の生徒が発熱のためホストファミリー宅で一日休養することになってしまいました。原因は自身の体調管理不足でした。結果今日一日研修を受けることができず他の生徒より学ぶ機会が減ってしまうことも本人には元気になったらきちんと伝えようと思います。
【Woodstock Academy】
アメリカ国内トップレベルの私立校です。現在1100 人ほどの生徒が3 つのキャンパスに渡って通学しています。大学進学率100%と学業実績が素晴らしいのはもちろん、学生サポートの体制も良く、課外クラブの種類も多くて勉強、レジャーともに充実した高校です。
午前中は英語レッスン(ELL)が2グループに分かれて行われます。1 グループがELL を受けている間は他の生徒はバディ(現地生徒)と一緒に現地の授業に参加します。参加する授業は例えば「化学」「物理」「料理」「スペイン語」「数学(微分積分)」「アメリカ現代史」「ヨガ」といったバディが実際に受けているものになります。また現地の授業は全て英語で行われ、なお生徒はほとんどの授業について知識がないため授業にはなかなかついて行くことが出来ませんでした。しかし休憩時間では生徒同士がそれぞれ受けた授業の内容について情報交換するなど、どうしたら授業についていけるのかをみんなで積極的に協力しあっている様子がそこにはありました。
お昼もそれぞれのバディと一緒に食べた後、午後も午前同様に生徒はバディの授業に参加していきました。午後の授業が終わるまでは生徒はバディと一緒に行動し交流を深めていく機会はたくさんあったが不安の方が大きくなかなか思うように交流ができなかった生徒がほとんどでした。
最初に生徒はこの1 週間の時間割とバディの名前が明記された用紙を渡されているため、明日以降は現地の生活リズムにも少しずつ慣れてくると同時に余裕がでてくればバディとももっと積極的に交流ができるようになるかと期待しています。
今日一日生徒はバディとの交流や授業に参加したことでたくさん凹んだと思います。まずはその凹んだ自分としっかり向き合って明日どうしたら充実した研修が送れるのかをしっかり考えてもらえればと思っております。
これで本日の報告を終了いたします。