真に健全で個性豊かな人間教育の樹立

学校法人 武南学園 武南高等学校

アメリカ研修 2019 その3

2019/03/16

今朝は気温が3℃と肌寒い朝でしたが、日中になると 11℃まで一気に気温が上がりアメリカに来てから一番暖かい一日となりました。辺り一面に積もっていた雪もあっという間に溶けこれまで雪で覆われていた地面が帰宅時には見えるようになっていました。

Woodstock Academyでの研修4日目となります。初日に見た不安でいっぱいの生徒の表情はすっかり消え、今はワクワクした楽しさを隠せないぐらいの表情に変わり笑顔で登校してくる生徒がほとんどです。
ただしバディが異性の場合は特に男子生徒の中には恥ずかしさから思うようにコミュニケーションがとれていない生徒もいます。しかし、ここに来て生徒は相手が何を言っているのかだいぶ理解できるようになり、また自分の伝えたい事も完璧な英語でなくとも実際に相手に伝わることが分かり、英語でコミュニケーションする楽しさを実感しています。同時に生徒は日本でもっと真剣に英語を勉強して来ればここまで苦労していなかったと後悔しています。この経験が帰国後の生徒の勉強意欲を高めていきます。

また今回は現地の授業にも参加できたことで特に理系教科については日本で学んだ応用でき授業についてける事を実感しさらに勉強する意欲は高めていきます。

ここまで遅刻や欠席する生徒がいないことに先生はとてもビックリするほど生徒の生活習慣は大きく改善されています。ほとんどの生徒が夜 9時までには寝て、朝 5時半ごろには起床しています。そしてホストファミリー宅では身の回りの事は基本自分でやり、また自分の意見をしっかり持って生活してくこちらのスタイルでは自立する必要性が生徒には求められます。こうした環境と日々の経験が生徒の意識と行動を変えてきているのは確かです。

Woodstock Academyの研修もあと残り1日となります。明日は最後にここまでお世話になったホストファミリーと仲良くなったバディに感謝の気持ちを込めたフェアレルパーティーがあります。この日のために生徒達は日本で練習と準備をしてきました。また生徒それぞれの感謝の気持ちが入った発表会になることは確かですのでとても明日が楽しみです。

しおりには日々の生徒の苦労と成長の足跡がぎっしりと書き留められています。毎日生徒は貴重な経験をさせて貰っています。この一つ一つの経験が今後の生徒の将来の糧となることは確かです。

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