最後の授業
2019/12/11
3年生にとって、今日は最後の授業になります。
明日から期末テストだし、受験も差し迫っているので、”懐かしむ”…という余裕などないと思いますが、クラスのみんなと前を向いて授業を受けるのは最後です。
「まだまだやりたりないことばかり」…というのは事実かもしれませんが、苦しい時は、これまでやってきたことを心の支えにして、未来を恐れず、過去に酔うこともなく、今をしっかり、各自の進路へ向かって、歩み続けていって欲しいと思います。
先日、英語科の両角先生の授業では、生徒たちが、思い出の品を手に取って、英語で、自分のお宝の説明を披露したり、two truths and one lie という、各ペアーが2つ2人に共通する真実と、1つの嘘を出題するというプレゼンに挑戦していました。英語で発信する授業の取り組みで…教室が笑い声で溢れていました♪
ビーソム先生の授業では、これまで、日本人教師とティームティ-チングで英検2級の Interview Opinion Questions に取り組んできました。生徒たちは、出されたお題にたいして、英作をし、それを教員が添削をし、使うべき構文、よくある間違い、語彙のニュアンスの違い等をまとめてチェックするという授業を、1年間、行ってきたのですが、この日は、その日に出されたお題に対して生徒たちは各自、自分の意見を5分で考え、それを、ノートに書き留めることはせず、必要なら要点だけをメモして、クラスの他の生徒に、自分の意見を言ってみるということに挑戦しました。先生のおもしろい工夫として、話している時に5秒沈黙があると、『正』の字を書いて、各自の発表時間を計るということをしていました。
Keep talking!
最長話した生徒で90秒。多少の文法的な間違えがあっても気にせず、級友に英語で話かける練習をしました。授業の流れはこんな感じです。
Some people say that people should buy products that are good for the environment, even when they are expensive. What do you think about that?
というお題に対して、先生から以下の指示があります。
Clearly say your opinion.
Give a reason .
Support your reason.
また、ネイティブの先生らしい指摘として、
Yes, I think that we should do...で始まる場合はいいのですが、同意できない場合、通常だと、「英語では否定語はなるべく前に」…ということなので、
No I don't think that we should ...
とすべきなのですが、先生は、複雑に聞こえるから、設問の直後に応えるならば、that節の中を否定語にすれば良いとアドバイスしてくれました。
No, I think that we should not do ...
文法的な間違いにとらわれ過ぎることなく、生徒たちは、英語を駆使して、楽しそうに、自分を表現していました。