アンブレラ スカイ プロジェクト
2021/03/01
明日は、卒業式です。久しぶりに卒業式予行兼お別れ会のために登校してきた3年生を、
生徒会主催『アンブレラスカイプロジェクト』が迎えました。
コロナ禍ということで、感染防止の観点から密を避けるために、今年の卒業式は、在校生保護者の方の式への参加ができません。
それでも、3年生が校内で過ごす最後の日を色鮮やかなものとしたい。在校生から卒業生へ感謝の気持ちを伝えたいということで、最初に生徒たちにアンケートをとり、『学校をデコレーションしておくろう!』ということが決まり、生徒会で企画し、行動に移したのが、アンブレラスカイプロジェクトです。生徒会の心遣いが素敵だと思ったのは、コロナ感染症対策への配慮も忘れていないということです。
教室での作業は必ず換気を行う。(美化整備委員会)
作業の前後で手指の消毒を徹底する。(保健委員会)
傘の配布や回収の際は、クラスごとに時間をずらす。
体育館ギャラリーでの作業は人数を限定し、密にならないように配慮する。
配置の際は作業人数を制限する。
傘は学校倉庫で保管し、別の行事での再利用をできるようにしておく。(検討中)
今朝、37名のボランティア生徒の手を借りて、中庭と体育館に、各クラス手作りの傘がデコレーションされました。そんな色鮮やかな傘に囲まれて、3年生は武南を羽ばたいていきます。明日は良い卒業式にしましょう!
最後は生徒会からのひと言メッセージです。
Congratulations on your graduation!
~今から晴れるよ!~
卒業準備委員からの挨拶
卒業準備委員のみなさんが体育館に集まり、生徒代表から職員にむけての挨拶、また、ご尽力いただいた保護者の方々から記念品と心温まるお言葉をいただきました。
卒業準備委員委員長の挨拶は、野球部でがんばってきた自身の3年間を、原稿などみることもなく、堂々と、選手宣誓のように語りました。甲子園に向けての大会ができなかったこと、怪我をしている時に声をかけてくれた仲間や先生がいてくれたこと、大学で武南での経験を生かしたいということ……そして、最後には、マイクを外して
「武南で良かった!」と
張り上げた声が体育館に響きました。
胸がジーンと熱くまりました。
教員にとって、生徒からもらうエネルギーほど力になるものはありません。校長先生がことあるごとにおっしゃられる「これからの人生で、何か良いことがあったなら、家族の次に知らせたくなる学校でありたい。」
そういう思いを、また強くしました。
明日は良い卒業式にしましょう!