教育実習生 お疲れ様でした。
2021/06/22
コロナ感染予防のため瞬間マスクを外し息を止めて撮影しています。
教育実習生が研究授業を終え、大学に戻っていきました。
「武南の先生になりたいんです。」
そんな声もたくさん聞こえてきて、うれしくなります。
教育実習生すべての教室を回りきれなかったので、ほんの一部にはなりますが、先輩の奮闘ぶりをご紹介します。
高校時代、陸上競技部に所属し、高跳びの選手として関東大会を制し、インターハイに出場した小池さんは、生物の実習生となって武南の教壇に立ちました。
「大学では、がん細胞の研究をしていますが、いつかは、武南に教員として戻り、陸上部の顧問として、全国チャンピオンを育ててみたいです。」と抱負を語ってくれました。
在学中、部活と学業を両立に励む、まじめな姿ばかりをみてきたので、ファンだと言うBTSの「ダイナマイト踊れます!」と聞いてビックリしました。
森山さんも、陸上競技部に所属し、走り高跳びで、インターハイに出場した名選手でした。
「私は、中学の教員志望で、中学校で素晴らしい選手を発掘し、育て、武南の陸上部に送り込みたいと考えています。」
これまた、うれしいこと言ってくれます。
東京外国語大学に進んで、教員を目指しているという小石さんは、熱い授業をしていました。実習生はどうしても生徒に遠慮がちになってしまうものですが、生徒たちの目をみて、惹きつけて語りかけていくので、堂々としていて、すぐにでも武南の教壇に立てそうに思いました。
英語が大好きで、3年間、武南の英語の講習にすべて参加し、第一志望の上智大学に合格した本橋さんも、
「今度は武南で教員になりたいんです!」と後輩たちの前に立ちました。
生徒の時に思っていたのと違う教員サイドから見る景色に、日々成長しながら、教職員になる夢を確固なものにしていったようです。
4年連続全国大会に活躍するダンス部の礎を創り、見事に勉強を両立させ、中央大学に進んだ網本さんも実習に来てくれました。在学中は、学校の先生をやるようなタイプには見えなかったのだけれど、大学時代に、これからの人生を考えることがあったようで、教員を目指すことにしたそうです。表現力豊かな笑顔は彼女の持ち味、良い先生になりそうです。
今回の経験から教育実習生も、在校生も、多くのことを学んだのではないでしょうか?少なくとも何かに気づいたのではないでしょうか?我武者羅に教員になろうとする実習生の姿に、我々教員も、忘れていたものに気づかされもしました。
いくつになっても、いつまでも、武南生は夢を創り追い続ける人であって欲しいと思いました。