教育講演会 モーリーロバートソン氏「はっちゃけろ!」
2022/10/11
父母の会、後援会主催『教育講演会』では、モーリーロバートソン氏をお招きし、300名近い保護者、生徒みなさんが集まりました。
TVのコメンテーターとして、また、最近では、ネットでも過激な話をされていることもあってか、会場には、いつも以上に、男性の方が多く見受けられました。今回の演題が「自分を信じる生き方」ということで、モーリーさんの学生時代のお話が中心でした。アメリカや、広島で体験された差別、社会に対する違和感を、自ら行動することでその解決策を模索してきた生き様は、聞いているものを惹きつけるものでもありました。
「はっちゃけてみろ!」
講演は、そんな生徒達への言葉で締めくくられました。
早速、モーリーさんの言葉を受けて、英語の授業で展開してみました。
文字通りではなく、モーリーさんの言いたかったことはどういうことなのか、『 はっちゃけろ!』を、自分たち自身の発想でパラフレーズ化した生徒達の作品を紹介してみます。
Do whatever you want!
Do what you want to do!
Feel a lot of joy!
Joy! Throw away shame! Forget myself!
Enjoy!
Don’t control your emotions!
Have fun!
Enjoy yourself without minding anything!
Be sparkling!
Enjoy yourself as if you become an idiot!
Take it easy.!
授業では、文法的な注意事項を生徒にちょこっと解説して、各自の発想を楽しみました。生徒たちの英作を見ていて思い出したことがあります。
片づけコンサルタント、“コンマリ”こと近藤麻理恵さんって知ってますか?
ときめくかどうかの基準で残すものを決める「コンマリメソッド」が日本でヒットして、アメリカにまで進出して大人気になりました。
アメリカ進出のとき、”コンマリ”メソッドの神髄「ときめくかどうかの基準で残すものを決める」を
“ if it sparks joy, Keep it”. と表現しています。
この spark joy という、受験で出題されたのを見たこともない表現が、アメリカ人の感覚にヒットして、
大きなガレージがあって、特に、片付ける必要もない多くのアメリカ家庭にこんまりブームを起こす一因になったようです。
受験では型にはまったフレーズをインプットしアウトプットすることが中心になりがちですが、モーリーさんのお話をお聞きし、正解がひとつではない生徒たちの柔らかな発想に触れることもでき、生徒ひとりひとりが Follow your passion! 自分の目指す世界で『はっちゃけ』て欲しいと思いました。
モーリー先生、楽しくてためになる講演ありがとうございました。