真に健全で個性豊かな人間教育の樹立

学校法人 武南学園 武南高等学校

卒業生から学ぶ

2023/05/20

 

卒業生から学ぶ

第3学年の総合探究の時間に、今年、難関大学に突破した先輩を迎え、大学の様子、受験勉強の心構え等を聞きました。

野球部で活躍し、明治大学に合格した内海さんは、「大学、めっちゃ楽しいです。女子はみんな可愛いし、男子もおしゃれ!」…なんてところから、生徒の心をつかみ、「でも、受験は厳しいです!半端なく厳しい!!」と、具体的に話を進めていました。

慶応義塾大学に通う今井さんは、「ぼくの本当に入りたかった大学は東工大で、運よく今は慶応に通っています。」と、どうだ!っと威圧するのではなく、自然体で自分の体験を語りかけていました。「慶應って、まわりがスゴイ人ばかりで…こんなスゴイ人がいるんだ~自分はなんて小さな世界で生きてきたんだ~って気づきました。今は、ついていくのがやっとですけど、芦田まなちゃんも同じ大学にいるし、大学院までは行くつもりです。」と抱負を語ってくれました。

山形大の松本さんは、わざわざパワーポイントを用意してきてくれて、山形大学の良いところをランキング形式で説明していく、愉快なものでした。「第2位 ジャッジャン…金! 前の私立の理系の先輩、1年間で140万かかるって言ってたでしょ。国立は57万。これなら、親元離れた生活できるでしょう。親から離れて暮らしてみたいでしょう。」終わった後に、女子生徒に囲まれて質問責めにされていました。

バレー部で青山学院大学に進んだ佐藤さんは、「私も今の時期はあまりやってなかったので、単語からでいいので、始めてください。単語集は夏休みまでに終わらせました。」と、生徒と同じ目線で優しく語ってくれました。

野球部で日本大に進んだ前田さんは、「ラクロスはいいぞ!!」と、大学で始めた新たなスポーツを生徒たちに伝え、早くも勧誘をしているかのようでした。

サッカー部で芝浦工業大学に合格した尹さんからは、「勉強やりたくない時は、やらなかった。」と、自分を追い込みすぎるなと、メンタルの面でのアドバイスがありました。

文教大に通う海野さんは、「プレゼンを、理科の先生全員にみてもらったり、担任だった東甫先生は英語なんだけど、理科的な視点ではなく、どう思うのか?って思って聞いてもらったりもしました。」と、積極的にいく姿勢と、具体的な対策について語られていました。

すべての先輩の、とっておきのここだけの話をここで載せることはできないのが残念ですが、生徒達は、思っていた以上に先輩達の話にくいついて、メモをしていました。

少し見ない間に、随分、しっかりした卒業生と、先輩達に続きたいと心から願う現役生徒とのつながり、武南で、こういう縦のつながりが生まれてくるって…いいもんだなあ~そう思いました。

ぜひ、来年は、先輩の話を聞いた3年生が、後輩達のために、大学受験で経験したことを、胸を張って語りにきてくださいね。期待しています。