プラスに変えるエネルギー 祝!東京海洋大合格
2018/04/04
内谷中学出身、特進コースの廣渡くんが、東京海洋大学に合格しました。クラスの仲間の多くが2月に合格を決めていくなか、諦めずに、頑張り抜いての合格ですから、
「僕も、是非、ホームページに載せてください!」
という廣渡くんの表情から、受験という試練で鍛えられた…なんとも言えない "輝き" を感じることができました。
最後までがんばり抜いた廣渡くんに担任の中川先生も満足そうに語ってくれました。
「廣渡は…クラスの男女の仲を取り持ってくれた…なくてなんまらないクラスのムードメーカー!塾にも通わず、部活との両立にも真正面からチャレンジしていたので…彼みたいな生徒が志望する大学に受かってくれるのが本当にうれしいし、正直、ほっとしました。」
受験を振り返って、廣渡くんはこんな話をしてくれました。
「塾に通っていなかったので、放課後教室に残って勉強する仲間の存在がとにかく大きかったです。藤田さんの集中力はほんとうに凄かった。彼女のみんなを巻き込んで受験に向かうオーラは…笑…放課後の教室を特別な雰囲気に変える力がありました。一番思い出深いのは、飯村先生に、苦手な化学の問題を出して頂いて、それを、荻島さんと解いたことです。荻島さんは化学が得意で、スラスラ解いちゃうんですが…笑、僕が、質問すると…丁寧に教えてくれました。彼女の勉強の邪魔にはなっていないのか?一度、直接、聞いたことがあるのですが、彼女は、『私にも思いがけない、これまで気づかなかった発見があるから~』って…言ってくれたんです。お蔭で、12月頃には成績も上がってきて、苦手だったはずの化学で、本番では高得点をとることができました。
「部活に入ることでできた友人、文武両立を高い次元で叶えようとする仲間の存在も大きかったです。水泳部の謙信とは、国公立大学を目指すライバルとして、情報交換をしてきました。埼玉大学の入試を終えた彼が…「物理でこんなところがでたんだよ~」と言っていた分野は、入試ではあまりクローズアップされるような箇所ではなかったのですが、なんとなく気になって参考書を読み返して確認しておいたら…海洋大の入試で見事に出題されて…「謙信~♪」って感謝しながら解いてました。笑 プラスのエネルギーで寄り添う仲間って…また新たなエネルギーを生み出してくれるものなんですね。」
「海洋大というと…生物系を思い浮かべる人が多いのですが…僕は、海をキーワドに ”工学” をやってみたいと思っているんです。例えば、船の中の設備というのは、船という空間の中で存在するものです。陸上と同じ電化製品を持ち込んでも、もちろん、いいのですが、船の中で完結するひとつのエネルギーサイクルという発想で色々なものを考案していくことはできないか?そこから ”地球にやさしいもの” を作ることはできないのか?そんなことを漠然とですが考えています。」
廣渡くんと話していると…日常起こる色々なことをプラスのエネルギーに変えて、自らが輝いているんだな~って感じました。よく頑張りました。口で言う以上に大変な頑張りだったと思います。合格おめでとう!素晴らしい出会いに感謝です。