真に健全で個性豊かな人間教育の樹立

学校法人 武南学園 武南高等学校

やればできるじゃん⇒楽しい! 祝!東京工業大合格

2019/03/12

一貫コース宗くんが東京工業大に合格しました。

「数学のできる生徒がいる」そういう宗くんのうわさは以前から聞いていたのですが、担任の金子先生がおしゃるには、「宗はそんなに最初からできるタイプの子じゃなかったんですよ。2年の11月頃は、国立大へ行ければ~とか言っていたのに、何があったのかな?そこからメキメキ力をつけてきて、東工大合格ですよ~。」と驚いたご様子。本人も、青春武南時代を楽しんだらしく、話を聞くと、ちょっとここで紹介するのはふさわしくないエピソードまで飛び出してきて…。「ね~そんなことまで!」と金子先生も苦笑いです。

おちゃめで愉快な宗くんに高校時代の思い出を聞くと、

「身体を動かして、クラスがひとつになった球技大会が思い出に残っています。一回戦で負けたんですけどね…笑。高校1年で行ったボストン研修は、ホームステイ先がめちゃくちゃ楽しかったなぁ~、でも、自分のリスニング力のなさにも気づけましたね。それから、あの時は、ハーバード大学とか、マサチューセッツ工科大学とか、話を聞いても、すげぇな~っとしか思わなかったんだけど、これから大学で勉強して、外国の大学も意識できるようになればいいな。それから…」

と、やはり、書けないことも含めて…色々あげてくれました。笑

中学時代から宗くんのことを知っている池松縄先生も、「この子は落ち着きなくってね。年がら年中、走り回ってるという印象ですね。成績も上位グループにはいたけど、特に際立ってたわけでもなかったし…」とお茶目な一面を紹介してくれながら、彼のがんばりを心からよろこんでいらっしゃいました。

そんな宗くんに、やる気スイッチが入ったきっかけを聞くと、後輩たちにも参考になる答えが返ってきました。

「全然、やっていなかったわけではないのですが、さすがに、高校2年の秋ごろになれば、周りのみんなが勉強始めたので、自分も、得意だった化学と物理を、試しに ”本気” で始めたら………できちゃって、わかるようになって、アレ?おもしろい!って思えたんです。それから、 ” 受験勉強 ⇒ やればできるじゃん ⇒ 楽しい ” というサイクルが自分の中に出来上がって…東工大を目指そう!というところまで来たんです。」

武南で印象に残る授業を聞くと

「数学の田中先生の授業は良かったですね。難し過ぎず、易し過ぎず、僕の実力に丁度いい問題を選んでプリントを作ってくれたんです。あのプリントは最高でした。感謝しています。」

話を聞いていると、宗くんのキャラクターのせいなのか、多くの先生方に愛されているのを感じました。それから、宗くんは付け加えてこんなことを言ってくれました。

「武南高校では、学習合宿があるんですが、僕は、あそこで、選抜コースの本上達に出会って、刺激を受けました。あれから、放課後、彼らはよくこっちの校舎に来て、一緒に勉強してましたよ。」

まずは、大学で勉強して、それから自分の進むべき道を見みつけたいという宗くん。

合格おめでとう!仲間に恵まれた温かい出会いに感謝です。