真に健全で個性豊かな人間教育の樹立

学校法人 武南学園 武南高等学校

小さくまとまらず大物になれ!祝! 埼玉大 理学部 合格!

2015/03/24

特進コース単願で入学してきた佐藤くんが、埼玉大学に合格しました。

 

好きで入った武南で、勉強にスポーツに、学園行事に、至る所で存在感が際だった佐藤くん。大学では原子核物理を研究し、いずれは、日本の将来を担う子ども達を育てる教師になりたいのだそうです。

入学間もない頃の佐藤くん。さわやかな笑顔が印象的だったので、広報のモデルをお願いしました。体育祭では旗手を務めチームをよくまとめました。

担任の野口先生とは、進路のこと、クラスのこと、文化祭のこと、色々なことを相談していたようです。

これは、野口先生考案の『懺悔ノート』、模試の度に、自ら答案を反省し、今回の模試で自分が気付いたこと、明日への誓いなどが書き込まれています。野口先生は、毎回提出されるノートに丁寧にアドバイスをし、生徒を上手にサポートしていました。

部活のバドミントン、大学でも続けるのだそうです。球技大会でもクラスの仲間と外部の体育館を借りて秘密の特訓をしたのも良い想い出です。

卒業式では、卒業生総代として卒業証書を受け取りました。

 

『原子核物理』の研究といえば、阪大、筑波大、埼玉大…。試験で手応えがあったものの…上位と言われる大学には手が届かなかった佐藤くん。思い起こせば、球技大会だって…あんなに練習し、1セット目は良い感じだったのに…1回戦負け。人生、勝ちっぱなしなんてことはありえません。

それでも、努力するということが大切で、少しの苦い涙が、人としての格を作りあげていく。思いっきり体験したからこそ、次に挑戦したいことがみえてくるものなのかもしれません。卒業しても、日々心の中に沸き起こる疑問や難題を、これまで野口先生と交わしてきたように、心の中の『懺悔ノート』に刻み込みながら、これからも、前を向き続ける人であって欲しい。「小さくまとまらず大物になれ!」佐藤くんの背中を思いっきり叩いて送り出したいと思います。