ストロングポイントで勝負!祝 ! 上智大学合格
2020/04/09
バレーボール部でエースとして1年生の時から大活躍した選抜コースの芦田さん(大谷場中学出身)が上智大学に合格しました。
「芦田は、中学生の時から、武南の練習会に参加してくれた生徒なんですよ。エースアタッカーとして、1年の時からレギュラー。チームを2年連続で県大会出場へと導く原動力でした。」と顧問の中村先生は言います。
今回のインタビューにもバレー部の仲間たちと来てくれた芦田さんにとって、部活の仲間と過ごした時間がかけがえのないものであったようです。試合中、幾度となく訪れる ”ここで一本!” という大事な局面で、エースとして頼りにされ、チームの危機を救ってきたわけですから、仲間との繋がりが深いのも当然です。
担任の宮谷先生は、芦田さんの球技大会での活躍も教えてくれました。
「男女ともうちのクラスは準優勝に輝いたのも…芦田がその中心になってくれたからなんですよ。クラスにいる時は、どちらかと言うと黙々と数学問題を解いている…というタイプなのですが、男子の試合前にも、的確な指示を出してくれて。芦田がいたから…クラスがひとつになりました。」
芦田さんは、志望校を決める際に、いまいちど自分の持ち味を見直し、得意な英語と数学を生かそうと決めたそうです。文系の生徒で英語が得意な生徒は多いけど、英語と数学がどちらも得意という生徒は少ないハズ。なので、隙間の時間ができれば、コツコツと数学の問題をこなしてきたそうです。
受験方法が毎年めまぐるしく変わる昨今、自分に有利な情報を手にすることが大切です。1、2年のうちに着実に実力を伸ばしてきた芦田さんは、上智大学に、数学を使った推薦試験があるのを知り、勝負しようと決意。宮谷先生に面接室への入り方から教わって、志望動機、最近の気になるニュース…面接対策を十分行い、見事、合格を手にすることができました。
「芦田には意外性があるんだよ」と中村先生は評しますが、状況を読み、言葉を選び、自分のストロングポイントで勝負する巧みさは、コツコツとした努力の裏付けがあってこそ生きるもの…。話を聞いていて、芦田さんの陰の努力を感じることもできました。
合格おめでとう! 作戦的中の高校時代…大学はどう攻めていきましょう。楽しみです。