小さなことの積み重ね 祝!東京都立大学合格
2020/04/08
特進コース、生徒会副会長だった堀田さん(戸田東中出身)が東京都立大学に合格しました。
「中学時代、”どこの高校へ行こうかなぁ” て考えてた時、武南の特進コースは、3年間クラス替えがないというのを知って…最初は、ネガティブに思えたのだけど、でも、1年の時の文化祭も、2年の修学旅行も、3年の受験勉強も、みんなで力を合わせた思い出を3年間共有できるクラスって考えると…他のどこの高校でも経験できないことかもって気がついて…(笑)私も、良い仲間に巡り合える3年間にしたいなぁと思って、武南の特進コースに決めました。」
生徒会副会長として活躍した堀田さんは言います。
「入る前から生徒会活動には興味があって、先輩の女子の生徒会長から活動内容を聞いたりしました。実際、生徒会活動は、思っていた以上に裏方の仕事があって、大変でした。でも、自分たちのアイディアを、どう学校に許可してもらうか…先生方と根回し(笑)…作戦…を立てて、自分たちの思うように計画を進めることができた時は…やった!って思いました。」
3年間担任で数学科の増田先生は言います。
「堀田は、塾にも通わず、学校に残って、文系国立大学合格を目指し頑張っていました。数学が苦手ということではなかったのですが、最難関大の入試で常に実力を発揮できる力をつけることができるか?…それをテーマに夏休み勉強するように指示しました。そして、9月の模試の結果をみて、首都大東京とMARCHを志望することにしたのですが、簡単に数学を捨てず、頑張った経験と、数学的発想で物事を考える素養は培われたと思えたので、”堀田は受かる!”って 確信しました。」
具体的にどんな勉強をしてきたのか、堀田さんに聞いてみると…
「小さい時から読書が好きで、国語は得意でした。日本史は小学校の頃に読んだ漫画で歴史に興味を持つようになったのですが、日本史の佐藤先生の授業がおもしろくって、あっそういう人間関係があって、歴史は動いたんだって再確認していく感じでした。それから、どーしても言っときたいのが、大岡先生の英語の授業です。一番最初の新入生講習会の授業で、いきなり、 ”はい、みなさん、机を真ん中に向けて座ってください。予習やってきましたね~” って、順番にさされていく…あの緊張感。えらいとこ来ちゃったなぁ~。ついて行けるのかなぁ~って不安な気持ちでいっぱいになりました。(笑)…でも、先生のスタイルに慣れてくると、成績もグングン上がってきたし、先生のお蔭で英語で困ることはありませんでした。」
色々なことを、ちゃんと自分で考えて、成果をあげてきた堀田さんに、次の目標を尋ねると…
「裁判所の事務官になりたいって思っています。」と明確な答えが返ってきました。
きっかけは、TVドラマの影響なのだそうですが、どうすればなれるのか?どう自分のパーソナリティを生かせるのか?…じつによく考えていました。
「クラスのみんなと仲良くなりたい。」という視点で始めた高校選び。武南に決めて、「生徒会活動に参加して、みんなのために働きたい。」と…小さな成功体験を積み重ね…第一志望に合格することができた堀田さんが、高校時代、自己肯定感を上手に育んできたのは間違いなさそうです。
合格おめでとう! 偉業は小さなことの積み重ね!ですね。